師走。
今年一年、夢中で走ってばかりいて、昨月末に引いた風邪がすっかりこじれてしまっています。
「あんまり無理をするな」
という啓示だと受け止めて、暇を見ては横になり瞑想するようになりました。手放せなくなった風邪薬がきいているのか、そのまま眠ってしまうこともありますが、瞑想のおかげで気持ちは例年になく落ち着いているような気がします。
インフルエンザの検査をすれば陰性。
抗生物質も飲んだ。緩和する薬で様子を見る。喘息用の薬も併用している。
それでもいつまでも風邪。
今年の風邪はしつこいのでしょうか。私の体が老いたのでしょうか。
何れにせよ、あらがっても仕方ないことは受け入れて、うまく折り合っていくしかありません。
「たいらか」の施設をお借りして開いていた三田教室は、「たいらか」の年末お引越しに伴い、新天地を芝公園に移します。
転がる岩は苔むさない。またまた何か新しい「書」の形との出会いがあるかもしれないとわくわくしています。
一方、吉祥寺教室は、受験をきっかけに休会する生徒さんもいて、経営を考えたら新年早々宣伝も考えなければならないなあと課題が突きつけられています。
ボランティア先生で呼ばれた小学校の書き初めをちょっと指導したりする授業。そんなとき「どうぞチラシも配ってくださいね」と有り難くも先生には言っていただけているのですが、「書」の親善大使のつもりなのに、なんとなく宣伝活動でパフォーマンスしているように見えてしまうのもアレだなあと思ってしまって、腰が引けています。体躯はXLなのに、意外なところで気が小さいみたい、私。
えーっと、プライベートレッスン、好評承り中。単発の速習もやってまーす。
趣味の延長で塾をやってしまうと仕事にはならないので、そのあたりのことを考えるのが来年の課題かな。
趣味の延長なら自宅を開放して経費を節約しないと。お教室を借りるのは贅沢というもの。でも、それだとオンオフがなくなって、際限なく私は書に取り込まれてしまうだろうし・・・。
まあ、なるようになるだろう。
今までだってそうだったのだし、これからだって。
主軸がブレなければ。
主軸、それは「私と触れた生徒たちにはしっかり種をまき、私につながってくれた生徒には言葉で光と栄養を与え、才能の開花を見逃さない」こと。
そこだけはどんどん太くなっています。
今年も一年ありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願い致します。