2018年7月アーカイブ
建塾の精神
「書」は、他者との比較ではなく己との対話です。
ほんの少しのきっかけで文字は表情を変え、自信につながっていきます。
雇われ講師の時、子どもたちから「書」の奥深さに気付かされ、周りの方々の御高配で仕事が増えていくと、私は学習塾やお稽古ごとで忙しい小学生が書を通じて心を整えゆったり深呼吸のできる場所を作りたいと思うようになりました。2015年三田、2016年久我山で書道laboratory【天】を開塾し現在に至っています。四月には久我山から吉祥寺にお引っ越し。定員各3 名4名の少人数精鋭です。
「書」は、身につければ日本古来からの伝統を簡単に世界に紹介できる最も身近で手軽な技術です。姿勢と筆順と気構えは厳しくプロの境地。しかし「書くって楽しい!」を一番大事に、そのためには課題を自分で見つけいろいろな作品にチャレンジする実験ラボとしていわゆるお習字教室とは一線を画してまいりました。鈴木はモチベーション維持の手助け役なので、制服は常時和服です。
「書」は、子どもたちが大きな夢を叶えるための基礎となる自信の部分に付帯する小さな小さな武器です。たくさんの自信をたっぷり注ぎ込みたいと思っています。
久しぶりなので初心に帰って「精神」を読み直してみました。
現在三田教室は満席、吉祥寺教室に若干の空きがございます。東急裏です。ご縁がありますように。