2017年7月アーカイブ

眠れない夜

遠足の前の日。

運動会の前の日。

大会の前の日。

どんなにわくわくドキドキしても、眠気が勝って眠れないということはありませんでした。

でも、書道伝道師のお仕事の前の番は、とにかくギリギリまで準備をしたいのでどうしても睡眠を削ることになります。考えた新しいアイディアをあれもこれもと詰め込んでみて、リハーサルをして時間を鑑みて、あれやこれやを削っていく......この「仕込み」の作業が、とにかく楽しくて仕方ないのです。

書の道で「生きていく」と決めた以上、仕事は仕事ですからコスト計算をしなければならないことはわかっています。新しいアイディアを試すにはお金がかかりますし、多くの方からご厚情を頂いて場所は破格に安くお借りしているとはいえ、材料も含めて必要経費はかかってきます。私自身が学ぶ時間も仕事として計上すれば、ブラックもブラック、書道だけに極めて墨痕淋漓、これは労働とは呼べなくなってしまいます。

でもね。

もうきっと、やめられないのだと思います。

子どもたちの輝く瞳を見てしまったから。

本当にね、嬉しそうな、やりきったドヤ顔をするんですよ。納得の行く一枚を仕上げた時の彼らは。そういうのに触れちゃったら、もうやめられないです。

門下生になると、書きたくないときはダラダラ過ごすこともあります。

ダラダラしながら悩みを話してくれたりもします。そういう時のゆう子先生は、ただただ共感をもって聴いて認めるだけで、アドバイスは全くしないわけですが、子どもなりにさっぱりすると、一、二枚一気にさっぱりした字を書き上げて、さっぱりと帰っていったりもします。

(老後はそういう「隠れ家のおばあさん」になりたかったので、早くも夢がひとつ、叶ったことになります。自慢、自慢)。

自分が書く文字は、どんなものも確固たる自己表現です。書は誰にでもできる圧倒的に楽しく簡単な芸術ですから、その入口のところで「いいね!」と思ってもらうことが大切。書いて楽しければ、勝手に伸びていきますからね。

さあて、明日、地域のボランティアでいく場所で、初めて書道に触れる子どもたちはどんな子達でしょう。

「楽しいな」と思ってもらえるように、頑張るぞー!

何かがおかしい

メールが機能しません。

これが全部機能しないならば、入れ替えるなり、アドレスを変えてみるなりできるのですが、一部届かないメールがあるというとても気まぐれな状態で。

今の私の体調もそんな感じです。

どこかがちょっとおかしい。痛かったり、震えたり、動かなかったりします。でも病院にいっても検査をしても、多分「気のせい」といわれるレベル。

困ったなあ。

もっとも、身体は全部機能しなくなっても取り替えるわけには行かないんで、だましだまし使っていくしかありません。

毎日、あるいは毎週、ちょっとずつ練習するだけで、書き文字は格段にきれいになるということを知っている私としては、毎日ちょっとずつのストレッチとかヨガとか水泳とか弓道とか......が、いい影響を及ぼすことを痛感しているのに、重い腰が上がらないのはなぜだろう。

物理的に腰が重すぎるから?

・・・ああ、悪循環は言い訳から始まるのだなあ。

「できない私を許そう」という寛大な天使のような私が、満面の笑みで、悪魔の囁き「できなくたっていいじゃない、にんげんだもの」と耳元で告げています。

ああ、どういう矛盾!

さてそんなわけで、メールが不安定です。とりあえずお急ぎの方はlaboratoryten@gmail.com まで。今のところ、こっちは大丈夫っぽいので。

ところで、【寺子屋】封鎖に向けて、フライヤーとパンフレットを廃棄したのですが、それを見て私の友人が「紙飛行機にしたら飛びそうな紙なのに。もったいないね」

と言いました。

最高!

紙飛行機!!

私の友達は、とにかく素敵なの揃いです。これは自慢です、はい。

フライヤーを紙飛行機にして飛ばす、というのはすごいアイディアだな。よし、次回何かで使おう。と思いつつ、今ある分は思い切って廃棄しました。

片翼になっちゃったなあ、寺子屋。でも、私自身が生徒と離れがたく、暫くの間は続けていきます。いい風が吹いてくるのを待ちつつ。

ちょっとぐらい調子が悪くても、まあだましだまし、身体も使えているわけでね。・・・いや、そっちも、抜本的改革を視野に入れつつね。ゆっくり確実に、動かしていこう。

airplane_paper.jpgastrology.neoluxuk.com(フリー素材)

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