04/05/05 Diary更新
04/03/23手抜き家事術29更新
04/03/11 主婦と生活7更新
04/02/25 400000アクセス達成
03/02/17 バナー広告始まる
03/01/31 カウンター設置
03/01/27 HP立ち上げ

 
          
 YUKO SUZUKI  
 

GOD BLESS YOU.
Yesterday
Today

 
 
 2004-5-05
 

ウィルスメールがものすごい勢いで遊びに来た GW、関係あるのかどうかは知らないが、私のマックがインターネットに反応しなくなった。
ホームページを自分で更新できるように。
と、夫が万華鏡をいじっているらしいのだが、動かないマックでは確認のしようがないのだった。
せっかく早起きしたのになあ。
っていうか、夕べ息子を寝かしつけいたらそのまま寝こけちゃったんだけど。顔も洗わず、歯も磨かず、風呂にも入らないで寝てしまうわけで、結構ダメージが大きい。昨日は地下室の大掃除をしていたので、足の裏が汚かったのだ。すぐ出て行く前提で、布団に入る前に軽く拭いた。そんな程度では、とうてい納得がいかないのだった。
といって、朝シャワーをするにも近所迷惑な時間だ。汚い自分を抱えてじっとしているのは、なかなか不愉快。
ところで、地下は誰も出入りしていないのに、なんであんなに床が汚いんだろう。小さな通気口が 4つあるだけの日が当たらない小部屋では、まっくろくろすけが増殖するんだろうか。雑巾がけすると、真っ黒になる。水拭きの後からぶきすると微妙な灰色、これはカビなのかなあと思わされ、ちょっとぞっとする。以前地下に保管していた皮鞄が壊滅状態になった時、私は漂白剤を使って床と壁を拭きまくった。しかし、クロスばりの内側のベニヤのカビは、退治してはいないのだ。 (方法がわからない )。やっぱり、冬期も除湿すべきだったのか。床下用の強制換気扇をつけたらどうなんだろう。音、うるさいんだろうか。
秋田に行ったとき、どの施設に入っても秋田杉のいい匂いがした。せめて板でも買って来て立てかけておくだけでちがうだろうか。すのこなんか、どうかしら。確か書庫にするために本棚を作ってもらった当初、地下室はいいにおいだったのに、三年たった今、なぜか小鳥の餌の匂いになりさがっている。餌の匂いの主成分は何なのか。この先が怖い。
そこに机を置いてみた。独立した仕事部屋をもつのは結婚後、同居して以来、初めてだ。新婚当初、お互いの仕事のため私達は別居状態だったっけなあ、などと懐かしく思い出す。落ち着いた環境、とりわけ地下室にこもるなんていうのは私の理想だった。だが、カビを吸い込み続けて、私の体は大丈夫なんだろうか。アレルギー体質、悪化しないか。
そして、SOHOという理想が、「暗くて狭い物置の片隅にちょこんと小さな机」という現実で、なんだか小公女セーラのような気分になってしまうのはなぜだろう。
せめて、心だけは貴族のままでいましょう。……昔大好きな童話だったので繰り返し読んだのだが、今思うと、いけすかない話だなあ。元来、庶民なのに何を勘違いしていたのか、幼少期の私。
カビの影響と退治の方法についてネット検索したかったのだが、夫はまだ寝ており、私のマックは閉じたままだ。自分で更新できるようになっても、動かなくなったパソコンを自分で直せないようじゃ、ダメなんだろうなあ。
こどもの日なのに雨。昨日の残り湯で朝風呂して、きっちり風呂を洗って、今日は菖蒲湯にして、GWをしめくくろう。

 
 
 2004-5-03
 

私は、たいていの男性を見上げる必要がありません。
だから、浜ちゃんはとても数少ない、「見上げた男」なのであります。とにかくでかい。鴨居にあたりそうなぐらい。
そんな彼が家を建てたので、見に行ってきました。
6メートル天井の吹き抜けは気持ちよく、すっきりとしたセンスが光る風通しのいいお家で、蟹は自分の形に似せて穴を掘ると言うが、人も自分の形に似せた家を作るんだなあと感心しました。浜ちゃん、 身長6メートルはないけどさ。
そういえば、私のうちの地下室は165センチの私には全く問題がありませんが、170センチ角刈りの夫の髪がちょっと伸び気味になったときに歩くと、かすかに天井に毛が触り、それが夫の気に障って、夫は地下室に入ろうとしないのでした。前の住人、この家の施主は、165センチでした。彼がもし170センチだったらきっと、あと5センチ深く穴を掘ったよね。
そうやってみると、家とか車とかペットなんて言うのは、その人の体 (たい )を表す気がします。犬を飼いたいんですが、夫はビーグル系がいいといい、私はサモエドかセントバーナード、シープドッグなど大型犬がいいと思っています。夫は派手な色身のデザイン重視なイタリア車が好きですが、私は質実剛健、頑丈なジープが好みです。それでも、この家は二人で一目惚れして買った家なので、そこんとこが合致していてよかったです。
浜ちゃんと私達が知り合ったのは、彼が大学一年生のときでした。吉祥寺のある店で。まだ財産はお互い身ひとつ、という状態でした。私にも夫にもすでに仕事があり、浜ちゃんに対しては先輩風を吹かせていたと思います。浜ちゃんはいつの間にか吉祥寺のその店の常連さんになっており、「一橋の浜田です」とみんなに礼儀正しくご挨拶をする姿を見るたびに、よほど一橋大学に入ったのがうれしかったんだろうなあと密かに思っていました。まだあか抜けないのにやけに派手な顔立ちだったことから、でっかい腹話術人形のような印象でした。
でも、13年も知り合いだと、腹話術人形にも、慣れるものなのかも。
いや、この不景気に激戦勝ち抜き、テレビ屋稼業を続けている業界人ですから、数々の辛酸を嘗めたのかも。
今日、世田谷の一等地に設計士を入れてモダン建築で家を建てた浜ちゃんは、なんだか洗練された都会のかっこいいダディに見えたのでした。ちょっと間違うと、松田優作とキムタクのなり損ないぐらいには見える、いい雰囲気をかもしている。なり損ない、というところがちっとも褒めていませんが。
嫁さんがねー、東大卒のくせに (おお、偏見に満ちた発言だな、ごめんなさい)めちゃくちゃ細くて清楚な色白美人でいい子なの。まだ欠点が探せないところをみると、そんなに親しくないということか、それとも私の学歴コンプレックスか。しかし、こむちゃんという素敵な彼女を押しの一手でゲットした(あたりの苦悶といきさつを常連はみんな見ていたわけです、アドバイスなんかもした記憶が。吉祥寺を舞台に青春の蹉跌とは「天花」のようですねぇ、あら明日いしかわさん登場だわ)、「僕は彼女でなければダメなんですっ」といい切っていたセンスの良さが、浜ちゃんを今の浜ちゃんたらしめているわけで。
その家には、こむちゃんが不可欠で、なんというか、浜ちゃんとこむちゃんと長男坊がいて、完成型という雰囲気なのでした。
私の方はどうかなあ。この家はどうなのかなあ。ムダに立派な外観とまにあわせのインテリア、地下室はゴミの山、カビだらけ。整理して私の仕事机を置くことになったのですが、その前の掃除にうんざりで、手がつけられません。うーん、ムダな空間と貧乏くささ、かなりチグハグなところが、いかにも我が家なのかもしれません。夫は一番いい部屋にひきこもっているし。あーあ、センスよくお洒落なミセスとして生きていきたいんだけどさ、どーもダメなのよね。苦手なことだらけだ。誰の家に行っても、外側はともかく、内側には主婦のセンスがきらりと光っています。ああ、センスって、どうやって磨けばいいんですか……。

 
 
 2004-5-02
 

手つかずの自然、というのがある。
それが例えば世界遺産として登録されて、観光資源になる。
手を付けようとしたところを反対した、自然保護の男たちが「プロジェクトX」で紹介されたりする。
実際に、世界遺産「白神山地」の水で作られた「あきたこまち」は、東京で帰るあきたこまちとは、ひと味違っていたし、きりたんぽも、農作物もやたらうまい。
産直センターで生産者の名前が入った朝取り山菜を、お土産にした。朝いちの温泉→ビールで気が大きくなっていたのかもしれない、山ウド、たらの芽、こごみ、さしどり、山菜わさびなど、生まれて初めて見るような山菜も含めて、町役場の安井さんのご推薦があれば安心とばかりに、大量に買ってしまったのだった。
ちょっとした海外旅行に行けるほどの移動時間だったのでさすがに疲れていたが、夕飯は、山菜の天ぷらにした。そして、これがとんでもないうまさだった。
ビールを飲みながら、私はとめどなく旅行の話をし続け、野菜が苦手な娘までたらの芽をぱくつき、夫は適当に相づちを打ちながら揚げたての精進天ぷらで、うどんを食べた後、焼酎を飲み始めた。
福助はちょっとばかり体調を崩していたけれども、お父さんと二人の時間を満喫したようだし、娘との二泊三日はとても忘れがたいものだった。
ああ今年は贅沢な黄金週間になったなあと思った。二ツ井町の皆さんに、感謝だなあ。

実は、私の旅行分は、二ツ井町(http://www.town.futatsui.akita.jp/ )のご招待でした。明治天皇が皇后からのお手紙を腰掛けて読んだという場所が今では公園になり、そこの名を「きみまち阪」と賜ったことから、恋文の里として知られるこの二ツ井町。10年前から恋文を公募、受賞作品を選んで作品集を作り、同時に恋文祭として表彰式を行ったりしていたのです。
それにね、出してみたわけです。そうです、専業主婦のバイトね。かなり前、生活苦から懸賞によっつほど応募したんですね。最初は軽く、原稿用紙60枚。しかし、箸にも棒にも引っかからず。
ちょっと火がついて、ふたつめの原稿用紙15枚は、本気で一席の10万円狙いで書いてみました。で、惜しくも第二席 !! 高そうな賞状と楯と作品集は頂きましたが、賞金はありませんでした。世田谷区、ケチよね。税金高いくせに。義父の尊厳死拒絶を描いた随筆が、ハムスターの死をテーマにした作品に負け、おじい、ハムスターに負けてんなよと、毒づいている自分が嫌。
で、三度目の正直で、恋文大賞優秀賞を頂いたわけです。原稿用紙にして二枚。だんだん少なくなってんな。ええーっと、大賞旅行券は病人抱えている今、使えないんで、最初から優秀賞「あきたこまち」一俵 60キロ狙い。だからそりゃあもう、優秀賞の通知をみたときにはガッツポーズでした。米というのは、主婦のバイトとしてはなかなかそそられるいい賞金で、まあ、運良く懸賞が当たったってところですね。
四つ目は激戦区なので、多分ダメでしょう。そして、今はもう兼業主婦ですんで、しばらく賞に応募する必要がなくなりました。

思い出すだに、いろいろな意味でびっくりすることばかりのすごい二泊三日だったんですけど、それは「主婦と生活」のコラムの方にいずれ。
いやー、二ツ井町役場の安井さん、松橋さん他、町の皆さん、本当にありがとうございました。親身にお世話をしていただきました。この HPのことは知らせていないので、まず目に触れることはないのでしょうけれども。

何もないけれど、豊かな自然に包まれている。この時期満開の桜が作り上げる壮大にして幽玄な風景は、慌ただしく疲れた都会人には何よりのごちそうでした。美味しい山菜を頂き、体中に春を満たしてきました。遅い東北の春に触れる旅行というのは、二度目のお花見ができて、なかなかだよねぇ。
「たまにくるにはいいよね。でも、私はビルばっかりの都心が好きだから」
と、P子は言っていましたが。
ふるさと創世、一億円かけて建てられたトイレというのがあり、そんなところで用をたすという経験はなかなかできるものでもないんだぜと説得すると、神妙に納得して毎日率先して通っていたけれども。ええい、貧乏臭い都会派の娘だ。
それでも、彼女の心の中に「秋田」がとてもいいイメージで残っていることは話の端々から伝わり、なんか楽しいいい旅行だったなあと思った次第でした。お土産は、なまはげドラえもんと、光るきりたんぽマスコットだ。しびれる。
で、今日はもうへろへろ母さんなのでしたー。

 
 
トイザらス・オンラインショッピング アフィリエイトはここからスタート!LinkShare B_@nifty.store_88x31 トップページへのリンク
お買い物リンク
  
 
     

 
 
=
love.theme