ウィルスメールがものすごい勢いで遊びに来た GW、関係あるのかどうかは知らないが、私のマックがインターネットに反応しなくなった。
ホームページを自分で更新できるように。
と、夫が万華鏡をいじっているらしいのだが、動かないマックでは確認のしようがないのだった。
せっかく早起きしたのになあ。
っていうか、夕べ息子を寝かしつけいたらそのまま寝こけちゃったんだけど。顔も洗わず、歯も磨かず、風呂にも入らないで寝てしまうわけで、結構ダメージが大きい。昨日は地下室の大掃除をしていたので、足の裏が汚かったのだ。すぐ出て行く前提で、布団に入る前に軽く拭いた。そんな程度では、とうてい納得がいかないのだった。
といって、朝シャワーをするにも近所迷惑な時間だ。汚い自分を抱えてじっとしているのは、なかなか不愉快。
ところで、地下は誰も出入りしていないのに、なんであんなに床が汚いんだろう。小さな通気口が 4つあるだけの日が当たらない小部屋では、まっくろくろすけが増殖するんだろうか。雑巾がけすると、真っ黒になる。水拭きの後からぶきすると微妙な灰色、これはカビなのかなあと思わされ、ちょっとぞっとする。以前地下に保管していた皮鞄が壊滅状態になった時、私は漂白剤を使って床と壁を拭きまくった。しかし、クロスばりの内側のベニヤのカビは、退治してはいないのだ。
(方法がわからない )。やっぱり、冬期も除湿すべきだったのか。床下用の強制換気扇をつけたらどうなんだろう。音、うるさいんだろうか。
秋田に行ったとき、どの施設に入っても秋田杉のいい匂いがした。せめて板でも買って来て立てかけておくだけでちがうだろうか。すのこなんか、どうかしら。確か書庫にするために本棚を作ってもらった当初、地下室はいいにおいだったのに、三年たった今、なぜか小鳥の餌の匂いになりさがっている。餌の匂いの主成分は何なのか。この先が怖い。
そこに机を置いてみた。独立した仕事部屋をもつのは結婚後、同居して以来、初めてだ。新婚当初、お互いの仕事のため私達は別居状態だったっけなあ、などと懐かしく思い出す。落ち着いた環境、とりわけ地下室にこもるなんていうのは私の理想だった。だが、カビを吸い込み続けて、私の体は大丈夫なんだろうか。アレルギー体質、悪化しないか。
そして、SOHOという理想が、「暗くて狭い物置の片隅にちょこんと小さな机」という現実で、なんだか小公女セーラのような気分になってしまうのはなぜだろう。
せめて、心だけは貴族のままでいましょう。……昔大好きな童話だったので繰り返し読んだのだが、今思うと、いけすかない話だなあ。元来、庶民なのに何を勘違いしていたのか、幼少期の私。
カビの影響と退治の方法についてネット検索したかったのだが、夫はまだ寝ており、私のマックは閉じたままだ。自分で更新できるようになっても、動かなくなったパソコンを自分で直せないようじゃ、ダメなんだろうなあ。
こどもの日なのに雨。昨日の残り湯で朝風呂して、きっちり風呂を洗って、今日は菖蒲湯にして、GWをしめくくろう。