隙あらば、私が遊興三昧・・・いやいや、今年はモーレツに働こう。働いて、旅行して、温泉マイスターを目指そう！←まず、子離れしろ。
別府行き二泊三日、飛行機込み一人5-6万。
まあまあこの辺りが相場ってとこでしょうかね。
旅費を浮かせたいなら、どのサイトでも大分市のシティホテル宿泊の企画がお安い。
航空券込みで3万円を切る企画もあります。
でもまあ入学式だし、おばあちゃんつれていくし。
ということで、別府温泉で温泉宿を申し込もうと見てみると、おや。
じゃらんの会員になると二万円の旅行券が当たる、かも。
だそうで。
お得じゃん。
それなら、と、メンバーになったところ、それはハズレタけれども。
早速ゲットできましたよ。12000円分のクーポンは。
すごい。
うれしい。
こいつぁ春から縁起がいいねぇ。
じゃあ、このクーポン使って、予約し直しましょう。
と思って、同じおめあてのホテルを探すと・・・クーポン券使ったプランは、飛行機込み7万円以上になってる。どうしてもそこに泊まりたいんだけど、それ以下のプランが見つけられないの。
え。
クーポン、意味ないってこと?
もちろん、ぐっとサービスがいいのかもしれないし、お部屋のグレードが上がるのかもしれない。
よくよく探せば、情報弱者には見えない破格のプランもあるのかもしれない。
詳細を見てません、差額も具体的にチェックしてません、だからじゃらんに文句はございません。
けどね・・・。なんとなく、12000円分クーポンお使いください、って同じお宿なのに1万お高いプランを見せられると、なんだか解せなくて。
だったらさー、クーポンなんかないほうがいいよ。私はね。
きっと法的にはなんら問題がないけどさ。
スーパーで2割引！ってなってて、わーって近寄って行ったら、元値が普段より2割高いじゃないか。ぷんすか。な感じのがっかりの、スケールでっかい版。
私はそういうスーパーには二度と行かないの。
義兄が、ANAの株主優待券をくれたので、わーい飛行機半額半額とはしゃいでいたんだけど・・・往復の正規料金だとそれが半額になったところで、国内パックツアーお宿付きの方が、ずっと安かったりする、場合がある。
ちょっとがっかりだけど、まあ、これは仕方ないのかもしれない。
いってみれば、マグロの刺身をサクで買うのと、調理済みお惣菜を買うぐらいの開きがあって、手間がかかっている分パックの方が高くてもいいようなもんだけどそこは鮮度と自由度がちがうから、と納得しないでもない。
私はもちろん、安い方、買うんだけどさ。
旅行会社の大変さは、以前長崎に行くときにHIS国内ツアーデスクで直接、ツアーを組んでもらったときにちょっと垣間見えた。
だから、ネットで商品作っている人の大変さも想像はつくんだ。どこも同じような手持ちのカードで、売れる商品を組まなきゃならないんだもんね。
クーポン券、ゲットもね。
付加価値をつけましたって考え方だって成立するよね。
でも、誠意という観点からみて、それってどうなんでしょう。
長崎旅行の時には、国体関係の競技者への施設提供のため、島原市のホテルは予約がすでにいっぱい。という悪条件だったところにもってきて、親族ご一同様8人が一堂に会したいリクエスト、幼児・車いす介護付きがメンバーにいて、しかも興味や目的が4世帯で全然違う、部屋割りはシングルを希望する者もいて、私自身がテーブルをひっくり返したいようなえらく複雑なもろもろの条件が重なっていた。それを一つずつ、微笑みとともにクリアにしてくれた頼もしく有能なスタッフには、マジで大感激したものよ。
うれしいこと、つらいこと、そんな職業ネタも聞かせてもらったりしてさ。
旅行代理店、大変。長崎旅行は、あのスタッフの誠意やお骨折りも旅行の醍醐味のひとつだった気がしたの。
もちろん今回だって、そういうのが欲しかったらネットじゃなくてツアーデスクに私が出かけていくべき。ネットの手軽さを求めていて、手軽すぎるじゃんっていう文句はおかしいかもしれない。
でも、なんとなく「クーポン券をどうぞ」っていわれて勝手にワクワクして、でもあれれれっていうこの、急降下な感じがね、悲しいの。
情弱なおばちゃんの勘違いだったらごめんなさい、しかも、勝手な思い込みだから、じゃらんに罪は全然ないんですけれどもね。