40代最後の日

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今日は四十代最後の日。
とりあえず、溜まりにたまっている宿題を片っ端から片付ける日。
「大人になったら宿題は なくなるものだと思ってた」
と歌ったのは敬愛してやまないユーミンさんです。
結局ずっと何かに追われていた気がする。
焦って、もがいて、一つずつ片付けていく。
つまりそれが、生きるということなのかも。そんなことの積み重ねを18250日あまりも過ごして(閏年の計算がめんどくさかったので概算になってます)、明日、私は五十歳になります。

人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり

あっという間。ってことね。

ウィキベディアで、敦盛を調べちゃったわ。あつもり、って、つけ麺じゃないわよ。
小僧と一緒にハマった戦国鍋TVの「敦盛」好きだったので知っている、という。
私は歴女じゃないので、細かいことはわからないんですが、景気づけに舞を舞って茶漬けをひっかけて、
「じゃ行こうか」
と出かけていった信長は素敵だと思っています。内緒だけど時々、景気付けの一節、私もやるんだ笑。
最近では妖怪体操第一で景気づけしたら、地縛霊のようにとりつかれてしまった...という失敗があるので気をつけなきゃいけないんだけど。
妖怪のせいなのねそうなのねdayは、正直しんどいですからね。

50歳最初の試練は、お嬢が家を出ること。
試練ったって、「そういう人」になるように育てたのは私なんですから、覚悟の上さ。
でも、寂しいというのもまた本音。
来年の三月、お嬢の高校卒業は私の子育て卒業の第一歩でもあるんだなと思います。
夢幻のような。
バブルの風が心地いいマスコミにいて、ひたすら楽しかった二十代。
仕事を「フリーランス」から「自営業の嫁」そして「お母さん」業にゆっくりシフトした三十代、PTAだの地域だの人間関係だの福祉だのについてむさぼるように学んだ四十代、その子育て蜜月期二十年を経て、いよいよ五十代突入か。
あと4年半で小僧も高校を出る...ということは、五十代はまたしてもジョブチェンジを迫られる時期なのねそうなのね。
準備していかなきゃ。
明日、バースデーケーキの上のろうそくを吹き消すときには、ここ十数年、毎度必ずお願いしていた「現状維持」ではなく、もうちょっと右上がりの目標を掲げてみようと思います。

さて、我が家の平成新山こと洗濯物の山を、まずはやっつけるぜ。


【おまけ】
国体で長崎の島原に出かけていったときには、エンドレスでこの歌が頭の中を流れていました。