納得のいく着地ができない。
夏だから、どうしても散漫になってしまうのかしら。
ある日突然インコが死んでしまった話も、
小僧が五厘刈りで合宿に臨んで日焼けで頭の皮が一皮むけた話も、
お墓参りで花束を拾ってしまいせめてそのカードをお届けしなければという話も、
インターハイ開会式で感動をくれた高校生ボランティアの話と、
同じく開会式終了後SPに頼み込んで封鎖される直前の道、結果的に陛下を待つ民衆に見送られながらタクシーに乗った話も、
インハイの熱闘と敗戦の弓道話、最後のインハイで私たちを支えてくれた大きな存在に改めて気づいた話も、
久しぶりに小学校の放課後支援のバイトに出かけて熱中症になりかけた話と翌日の筋肉痛の話も、
お友達のお子さんのバレエの発表会でなんだかおいおい泣いてしまった話も、
ロビンウィリアムス追悼の話も、
鈴木家の新盆に下田帰省男子と東京残留女子に別れた話も、
気持ちを切り替えて頑張っているお嬢の進路の話も、
ゲーム「口先番長」が好きすぎて困る話も、
LINEのコミュニケーションは私のようなダラダラ長文好きには難しい話も、
お嬢の国体と受験、それが終わればなんとなく一人出来上がりって感じになっていくのだなあという母卒業近しの話も、全部たっぷり書いては、すぱっと消してしまったり、お蔵入りにしてしまった。
何時間の無駄......。
プログは文章体力保持のためのウォーミングアップと位置づけてきたから、トレーニングだからいいってことにしよう。
気がつくとPCの前でうっとり文章をいじくっている、そんな時間が最も好きなので、趣味ってことで。
2014年の八月。改めてずいぶんいろんなことがあったんだと思う。
書きかけてやめて、気のきいた言葉の一つも浮かばなくなって「老化なのかなあ」って思ったり。
いい時もあれば悪い時もあるよな、ということを、すでに超説得力をもって知っている年の功って素敵ねと思ってみたり。
昨日の夜、お嬢と一緒に相方の母に電話をした。
52年前、相方を生んでくれてありがとう。
他愛のない話の中で、それだけが言いたかった。
毎年相方の誕生日は田舎で派手な飲み会だった。
明るいお酒の姉は、田舎にもういないのだけれど、姉とそっくりな二人の姪にはこの前インハイの時に東京で会っている。
人の生き方をわたしごときが評価するのもなんだけど、いろんな意味でいい仕事をした姉だった。
私は仕事では何も残せず、人様のお役にも立てていないが、遺伝子もちゃんと子ども達に乗っかっているし、まあとりあえずやるべきことは果たしたかなとちょっと思う。
あとは子ども達が立派な大人になっていくのを見守ればいいのかな。
いろんなことにテンパって、問題をバリバリ課題化して解決して、っていう母としての真夏真っ盛りは、終わったのかもしれない。
一人晩酌で献杯だ。
新盆かあ......。ホント、時間が経つのって早い。
八月の後半は小僧の学習合宿があり、お嬢の長崎国体出場権を賭けた関東ブロック大会があり、合間にバイトが入っていて、またしても忙しい。
忙しいって、今は幸せの同義語のような気がしている。
まだまだ残暑の厳しい日々が続きます。ご自愛くださいね。