お泊り用の下着

  • 投稿日:
  • by
暴力的に暑い。
ところが娘が大会だの合宿に行くので、主に下着を購入しなければならない。
これは必要経費なので仕方ないのだが、こんな暑い日に行かなくてもいいような気がしている。
私も応援に行くのだから、それ相応の・・・との思いもあるが、日々成長著しいこの豊満な肉体に合う洋服を探すのは難しく、見つけた折々にチャンスの女神の前髪をむしりとるようにゲットするので、特に必要な物がない。
去年の貧乏暮らしの反動で、お買い物したいしたい病がないわけではないのだが、本気で食い詰めちゃっての夜逃げも怖かったので主に災害用備品をアマゾンで注文して、その症状をやわらげている。
先月は災害トイレにもなり、着替もできる一人用テントを購入。今月、災害用のトイレを買う予定。トイレを先に買うべきだった気もするが、テント、タイムサービス品だったもんでね。
娘とのお買い物は楽しい。はずである。一般的に。
でも、私はあまり楽しくないのだ。
だって、モッサーなんだもん。
基本、何でもいい人なんだもん。
姪のお下がりはもちろん、父のお下がりも、母のお下がりも、祖母のお下がりでさえ、喜んで着ている。
何年も前に父が出場したさくらんぼマラソンのシャツを着て、平気で学校に行ったりもする。見かねた娘の伯母が時々こじゃれた下着や小物をプレゼントしてくれたりするが、私服の学校なのに被服費のかからない娘なのである。

あああ、娘が朝練から帰ってきたよ。
あまちゃんの再放送を見ている。
それじゃそろそろ出かけますか。

合宿用に名前を書く時、私は心を込めて弓道用語を隣に書き記す。小僧用には別にオシム語録を書くわけではないのだが、弓道は四字熟語が多くて、かっけーので書きやすい。
17歳の女子がまるっきり色気のない下着・・・。弓道の夏用胴着は軽く透けるので、タンクトップが基本。
しかも裏地に四字熟語付き。
ちょっとドキドキするお泊りには行けない仕様だな。

さあどっさり下着を買って帰ってきたら、名前書きだ。
うーん、その作業は楽しいんだよなあ。

小僧の合宿用パンツには全部布用金墨で名前が入っているのだが、今度名言を書き込んでみようかな。
肉離れする野うさぎはいない。とかな。