推敲しないでアップする、っていうのは、ちょっとありえなかったんだけど。
歳を取った、ということじゃのぉう。←本当にこんな喋り方をしているお年寄りはいるのか?
ダンナが出張で、小僧が練習で、お嬢が部活で遅い。
うわー、こんなにも自分だけの時間。
ばんざーい。
何してもいい。ひゃっはー。
今でうたた寝していても誰も廊下を通らない。
洗い物をしなくても叱られない。
洗濯物を干しっぱなしにしても罪悪感がない。
おかあさん、おなかへった。とか、呼ばれない。
一人暮らしって、そういえば気楽だったなあって思い出したりする。
狭くて、貧乏で、いつもお腹が空いてて、夢ばっかり見てた。
その後は、ずっと仕事してて、仕事ばっかりしてて、仕事だけが生きがいだった。
一人にしては広い部屋と、全部外食と、かろうじて野心はあったけど、休日は疲れ果てて寝ていた。
一人にしては広い部屋に、結婚して二人で暮らし始めて、それでも仕事が忙しくてお互いの部屋を行き来する暮らしを送っていて、それからアジアを放浪した。
一軒家を借りて、子どもを産み育てた。
もう一人、子どもが生まれた。
一軒家を買って、子どもたちは大きくなった。
お嬢は再来年、大学生になる。
もしも小僧が高校生で寮生活を選べば、一緒に入られるのはあと二年だ。
じぇじぇ。
短い。
こうやって考えると、家族って、随分と期間限定なんだな。
気楽な一人暮らしに憧れつつも、あと数年の賑やかな暮らしを堪能しないともったいない。
相方と二人っきりになっても、基本在宅仕事の相方だから多分あまり生活は変わらないけれど、子供のことで喜んだり苦しんだり悲しんだり笑ったり、そういう時間って、ふたり暮らしではあまりない気がするのよ。
四人から二人に半減したらやっぱり寂しいのかもしれないな。
子どもたちがここを巣立ったら、いよいよ移住だ。
妄想しては、ニヤニヤしちゃうぞ。
さて、小僧とお嬢が帰ってくるまであと数時間。
何しよう、うわー。何しよう!!