インフルエンザ

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今、学校のPTA室から戻った。
うがいして、手洗いして、お茶を飲む。
今日も、よく休み、よく食べて、よく寝よう。
道を隔てた近隣小学校では、学級閉鎖が出ている。
この辺りは東から、一週間単位でじりじりと被害が拡大している模様(肌感覚)。
子どもたちの教室にお届け物があって渡しに行ったのだが、子どもたちの数が少ない気がする。受験生の試験欠席、予防欠席を差し引いたとしても、少なすぎる。給食おかわりし放題じゃん。
授業が成立しなくてドッジボールをしたと聞いた。
こんなインフルエンザが流行する季節に受験って、為政者、おかしいと思う。
孫に教育資金1500万円まで無税とか、そんな生まれながらに富裕層だけが優遇される法律はマジどうでもいいと思うが、そんなことを検討している暇があるなら、もうちょっと受験の時期やルールや、公衆衛生について、考えてはもらえないものだろうか。
まあ、いつでも病気はあり、怪我がある。運不運はまず学力以前に試されるんだと思う。
健康管理も試験課題だと思って取り組むしかないのかもしれない。
罹患したと噂の先生が、まだ熱が下がって5日経っていないはずだが・・・と思うものの、先生が一週間休んだという例を聞いたことがない。
ありがたいけれど、複雑な気もする。
今年はおっさんの罹患率が高いと聞く。
クスリでウィルスは半減し、苦しさは軽減しても、ウィルスが全面降伏しているわけではない。八重のように「最後まで戦うのし!」と鉄砲をぶっ放すしぶといヤツもいるかもしれない。
大人たちの良かれと思うがんばりが、子どもたちに悪い影響を与えないといいな。
風邪ひいたら、寝ようよ。ムリしないで。
閉鎖された鉄筋コンクリートの空間で、インフルエンザは静かに猛威を振るっている。
ああ、なんだなんだ、猛烈に眠いのは、ウィルスをもらってきたせいじゃないよなあ。
一応、2/1受験の小僧。
一応、って、なんだ。というツッコミには応じない。
一応ではあるが、とりあえず受験生ではあるわけで、インフルエンザで受験できませんでした・・・では、一応の付け焼刃を試すことすらできない。
今日は娘ちゃんの学校の音楽祭だったが、娘ちゃん自ら、
「校内でインフルエンザがとんでもない数、出ているのに密閉されたホールに来て、どうせおかあさんのことだから真ん前とかに座っちゃって、飛沫を浴び続けるなんて、危ないと思う。今年は観覧するに及ばず」
と高らかに宣言し、部員の大半がインフルエンザという現実を重く見て、保菌者だったらヤバイからと、弟には全く近づかずに部屋に引きこもってくれている。
相方は仕事も忙しいのだが、世間のインフルエンザ禍が沈静化するまで飲み会を遠慮するらしい。
小僧は欠席して自宅学習中・・・いや、体調管理のため休養中だ。
基本的に学校は行くものだし、自分の都合でのお休みはさせなかったが、隣のクラスで8人のインフルエンザ、隣のクラスでインフルエンザ、教科担任がインフルエンザ病欠と聞けば、受験生母たちの気持ちはパンデミックが起きたかのように険しくなる。
それで休ませた。
要塞に隔離するようなものと安心していたのだが、なんだかこのブログを書きながら、さっきから私がどうも眠い。背中が痛い。
というわけで、急遽横になることにした。
明日の仕事は休めない。入試の時には見送りたい。インフルだったら、諦めて寝ていなきゃならない、そんなのは嫌だ。
というわけで、おやすみなさい、水際で退治してくれ、体の免疫!

もちろん、発症したら私は大手を振って休みますとも。
するとうちの一応受験生は、全部一人でやらなくちゃならない・・・ことになるのね。
うーむ。
悪くないかも。インフルエンザが小僧を大人にしてくれるかもしれません。インフルじゃないに越したことはないけれどね。