5000円しないのまであって、驚く。
すでに買い置きのインクは全く適合しないほどに進化を遂げていることにも、驚く。
スキャナーまでついてたりしても、5000円台!?
ポイントカードを使って、5000円でお釣りを受け取り、それでラーメンを食べた。
インク代だけで、長いこと、3000円以上していた気がするんだけど。
技術革新と呼ぶべきなのか。
プロの写真屋さんが裸足で逃げるようなシロモノまであって、すごく驚く。そんな写真がご家庭で?
ななな、なんのため?
相方がプリンターを設置してくれて、私は今、PTAから帰宅して、真っ先にチームの選手の名前シールを刷った。
明日はいよいよ、予選の最終日だ。
私は小僧の名前をうちわに貼っていく。
小僧、がんばれ?。
そんなことのために、プリンター代、5000円。
親ばかにも程がある、気もする。
今、小僧には、行きたいチームがある。
そこに入れるかどうかは、親の欲目もあっての、半々というところだと思う。
入れたとして、レギュラーで試合に出られるかというと、親の欲目があっても、難しいと思う。
中学サッカーは、年次ごとのカテゴリーがほぼないから、一年生、二年生は試練の時だ。
そして三年生になってもベンチだったら、さらに厳しい試練の時が続く。
もしも滑り込めたとして、高校サッカー選手権を目指す強豪高校から、果たしてスカウトは来るのか。
都立強豪に行く覚悟なら、高校受験への切り替え時を考えながら、勉強もしていかなければならないだろう。
ひたすら楽しくサッカーをすることを考えると、地元中学から強いチームのJrユースに通い続けるより、中3の受験が無くてサッカーに打ち込める環境がある中学に行く方が安全ではないかと、薦めてみる。
小学生世代も最終学年になると、上には上がいるということが見えてきて、小僧は「バロンドールをとる」「プロになって海外に行く」とは言わなくなった。
ビッグネームのJrユースのチームでは、そろそろ練習会が始まっているが、小僧には当然ながら声がかからない。
最近やっと、朝早く起きて走ったり、シュート練習したり。
付け焼刃の自主練が、どれほど効を奏するか。
ずーっと努力し続けてきたサッカー小僧たちにかなうはずがなく、ゲームや漫画に夢中な小僧の時間配分を見ていると、まあ世の中は概ね順当に公平にできているのかもな、と思う。
12歳なんて、本当は、まだまだ何にでもなれると夢見ていい年齢だ。
だが、小学世代の6年間は重く、賢明に努力してきたものが栄光をつかむし、怠けていればそれなりの結果しか出ない。というのが、はっきりと出てくる年でもある。
この先、どうするのかなあ。まだまだずっと、頑張り続けるのかなあ。
きっと本人は全く諦めてはいないのだろうから・・・サッカーママの歴史も続くのだろう。
小僧の人生は小僧のものだから。とりあえず、進路は自分で決定すればいい。
私は、ただうちわを作って、応援Tシャツを着て、明日の試合を応援するだけだ。
セレクションにおちたからといって、それは一生を左右するものではないけれど、明日の試合に勝てたら、一生の思い出になる、そんな大事な試合だ。
思い出の写真もビデオも残さずに、明日は記憶に焼き付けよう。
さ、チームの選手の分の名前シールを切り取って、私も明日に備えるぞ。。
六年生最後の公式戦、明日の八時キックオフ!!
東京中の小学生サッカー小僧たちの、明日はドキドキワクワクな日。