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夜中から降り続いている、雪。
静かだ。
今日は幸い自宅仕事なので、温かい中でお茶を飲みながら雪を眺めていたりする。
外回りの方、通勤通学の方、どうかお足元に気をつけて。
この湿度だと、インフルエンザも多少威力がなくなるか。
花粉も今日は少し楽みたいだ。体の中に戦うべき敵がいる方、どうかお大事に。

保護者会は明日で、ちょっと、助かっちゃったな。
特に首と腰が、「悪いトゲトゲの形」に経年劣化してしまっている私の体では、滑りやすい道が何より鬼門だ。

サッカーも、今日の練習は中止だ。小僧にはいい休養になる。任天堂3DSが大活躍だろう。
娘ちゃんも、試験前一週間で早帰りになる。最後の期末試験、昨日も気合が入っているようなので夕飯の準備も片付けの手伝いも免除したのに、今朝、とんでもないネイルアートが施してあり、軽く切れそうになったが、きっとやることはやっているんだろう。

私は時間貧乏性なので、ああこうしたらいいのに、ああしたらいいのに。と、じれることが多い。
でも、私自身がこうしろああしろ、言われてすごくイヤだったので、とりあえず指示しないように我慢している。
相方から見れば、それでも歯を磨けだの、九時半だから寝ろだの、口うるさく聞こえているようだが、ワタシからしてみたらそれはご挨拶みたいなもので、断固、指示ではない。

「こんなふうにいわれて、いやだったこと、おとなになったら、きっとわすれちゃうね」
「そんなことないよ、やくそくするよ、ちゃんとおぼえているからだいじょうぶだよ」
子供の頃にしばしば布団の中に現れた、想像上の『未来からのワタシ』は、どうやらきちんと約束を守ってくれたみたいだ。
とてもささやかな、コレは忘れたくないなあと思った私の大事な記憶コレクションを、最近よくよく思い出す。

そういえば、雪が降るのがうれしかった。
子どもの頃には、雪を悪くいう大人の気持ちが全くわからなかった。
どうしてだか、おとなになったらわかるはずだよね。と、預けておいた大事な記憶コレクションが、またひとつ。

答えがわかったよ。
寒いからだ。大人は寒いんだ。

本当に、寒くて寒くて、今日はフリースの着る毛布が脱げないの。
積雪、5センチぐらいかな。
しまった、牛乳が切れている。夕飯のお買い物にはいかなくちゃならないのか。
雪国の人はすごいと思う。

さて、三度目のカーネーションを見たら、やるべき仕事に戻ろう。