2月は一度も更新しなかった

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そして飛ぶように過ぎていったわ。

何もかもが停滞している。
そういうダメダメな時期。
ちょうど中学生のホルモン暴走期によく似ていて、感情が(あの当時ほどではないけれども)コントロールできなくなったり、姿勢が(あの当時ほどではないけれども)だらしなくなっていて、(あの当時ほどではないけれども)基本的にだるくてぐったりしていることが多い。
もちろん気力が勝るタイプなので、仕事だとか遊びだとか、動けば動けるのだが、動けば動くほど振り絞った気力はカスカスになっていく感じ。
何もしたくない、助けて神様。と思うことがしばしば。
ここ一ヶ月ほど、喘息用の咳が止まらないし。これで体力が削られている。寝て起きても、常にヘトヘトな感じなの。
そして、関節が痛んだりしやがるのよ、すっごい老人っぽい。
まいったなー。
「ゆうこさんらしくない」なー。と、自分でも思う。
でもさ。
ダメダメを許そう。自分以上に自分を愛してくれる人や、自分をいたわってくれる人はいないわけだし。
仕事の絶対量が減っていてもうしわけないなあ、という思いは「ごめんね」と言って、とりあえずなかったことにしよう。
今かけている迷惑は、元気になった時にお返しする。義理堅い私なら、きっとやれる。
だって本当にしんどくて、今は何もできないんだもの、仕方ない。
私は大好きな人なら多少の憂鬱も多少の迷惑も、まあいいか、と思えるもんな。
しょうがないなあ、動けなくなってお荷物のゆうこさんでもいいわ、というぐらい私に期待しないでいてくれる人が、最後に残る友達なのかもしれない。

わかりやすくは、お嬢が大学進学で出て行くので、空の巣症候群かなと。
でも、情熱を注がなきゃいけない小僧の養育は、まだあとたっぷり四年も楽しめる。うーん、そういうのではない気がする。
本当にね、なんかこう、湧き出ずるものがない感じ。止めどなく尽きることなく、私の欲も元気も愛情も、溢れ出てくると思っていたのになあ。

それでも、なんとなく心の奥の方で
「これはやっておけ」
と叫ぶ声がするので、そういうお告げみたいなものには忠実になっておこうかなと思っている。春から、いろいろ動けるように用意する。多分それが精一杯なので、のんびりやる。
中途半端に動いてきたいろいろなものはとりあえず、全部終了してみる。
やりたいことだけをやる、ということだね。

体を鍛えるのも、弓道だけに絞る。
これが案外、老体にちょうどいい。精神的な瞑想の効果がでかい。自己との対話の時間なんて到底取れなかったが、弓道タイムはまさしく自分を見つめる時間になっている。
新しい所作、新しい用語を覚えれば、ボケ防止にも。はじめて4ヶ月、やっと弓道関係の人が話す単語が日本語に聞こえてきたところだ。
ゲートボールじゃなく弓道に手を出して良かったと思う。

少しずつ、構築し直す。
50歳って、ちょうどそんな時期なのかも。と、雑感として残しておこう。
あ、ほぼ日手帳は続いている。
日々、ちょっとだけの幸せが、ちゃんと積み重なって入るのよ。
神様たすけて、だけじゃなく、いつもありがとうって思っていられる余裕はまだある。うん、大丈夫。