母親ってやつは・・・

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小僧のサッカーを見ていると、ワクワクする。
ハラハラする、という言葉のほうが的確かもしれないが、ハラハラやドキドキは、断じてワクワクの仲間である。
何でもない練習でも、大きな大会でも。
小僧のいいところは、どんな時でも、とびきりの笑顔でピッチに入っていくことだ。
うれしくて仕方がない。
犬だったらしっぽをブンブン。
あの笑顔見たさに、私は早起きし、お弁当を作り(右手のギプスがとれるまでは免除)、車を出し(右手の以下同文)、応援するのだと思う。
一番好きなサッカー選手は小僧だ。
こんなかっこいい小僧を一番身近に応援できる幸せな境遇に感謝したい。

息子というのは永遠に片思いする相手だと聞いたことがある。
息子を産んだ姪が、毎日のように自分の子供の写真をアップしているのを見ていると、満ち満ちている愛に触れる気がしてうれしくなる。
年の若い友人の、息子の自慢写真も、とても可愛いくて、見ていてつい笑顔になってしまう。
いい時代だなあと思う。
今なら私も写真を全世界的に公開するかもしれない。

こんな素敵な親ばか愛ならいいが、どんな愛も愛であり、鬼子母神の愛もまた愛である。
あまりに小僧が好きすぎて、私が道を外さないようにしないと。
きっとその辺をコントロールして、精神的なへその緒を断ち切る役が、父親または父親に準ずる存在なのだろう。
小僧の場合は、この世に生を受けて、生物学的なへその緒を切ったのが彼の父親だったし、相方は精神的にもいい感じで立ちはだかっているから、ちゃんとうまく大人になっていくのだろうなあ。

・・・ちょっと、さみしい。

・・・おっと、危ない本音が。