目次
マックファン入稿
潰れたペットショップ
zabadak・白崎映美&東北6県ろ?るショーライブ
いちえふ(福島第一原子力発電所)ツアー
ポケモンGOリリース
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7月19日(火)
やばい、まだMacFanの原稿ができてない。朝一で入れないとギリギリなのに、まだ下書きをしているとは。英語やってる時間がないので机の前でペン入れ。
お昼過ぎてめどがついた。
夕方薄暗くなってくる頃に、仕事が上がった。
送信して一段落。
この時間に一仕事終わると、さぁビールを飲むか。という気分になってくる。やらねばならない仕事がたくさんあるのだが、残業しないと言うことで、1つ目標達成。
いいのか。
朝できなかった英語をスピーキングだけやってみる。お酒を飲むと口も滑らかである。
なし崩し的に飲んで寝てしまった。グー。
7月20日(水)
英語2時間。ジョギング1時間。久しぶりに走ると汗がダクダク出てとても気持ちが良い。
こまごまとした仕事をしていたら、あっという間に夕方になったが、予定表を見るまで今日が火曜日だと思い込んでいた。
え? 今日水曜日だったの?
テニスがあったのにー! 連休のやつめー(オレが悪い)
インコの餌が完全になくなってしまった。
残り少ない事は分かっていたのだが、今食べてる餌がまずそうなのよ。
駅のそばのペットショップまで行って、うまそうなやつを買おうとしていたのが、雨続きで買い物に行けなくて、ここまで引っ張ってしまった。
ペットショップまで行ってみると、なんと!
「3月いっぱいでお店を閉めさせていただきます」
ずいぶん前に、お店潰れてた。
たくさんの小鳥たちが仲良く並んでいて、ケンカばかりしてるうちのインコとは大違い。
その環境の良さに感心していた店だったのに、潰れてしまったか。
ネットではなく、もっとこの店で餌を買ってあげればよかった。
1キロ600円の餌をどれだけ買っても、焼け石に水なんだが。
あの仲良く並んでいた小鳥たちはどこに行ったんだろう。いい人に飼われていたらいいけれども。
近くの商売ッケたっぷりのペットショップ(こっちは潰れない)であまりおいしくなさそうなインコの餌を買って帰った。
食べっぷりを見ると、今まで食べていたネットで買ったやつよりうまくないらしい。すまん。
この写真は「Jビレッジ」で飼われている猫。
7月21日(木)
8時起床、英語1時間30分。
今日から1泊2日でいわきツアー。
いわきでライブを見た後一泊、Jビレッジを経由していちえふ、福島第一原子力発電所に見学に行くのだ。
夕方にいわきに着けばいいので、4時に東京駅を出る特急ひたち19号に乗る。
数時間早い電車で行って温泉に入ってたらよかったかも。
電車を降りたら、サイエンスライターの鹿野司さんと、メーヴェの八谷和彦さんと一緒だったことが判明。
鹿野さん、しばらく入院していて、一時は命に関わるとまで言われていたけれど、顔色もよく元気そう。
「もうよくはならないけど、悪くはないね」と飄々としている。
このツアーのメンバーは、2011年6月に秋葉原であった放射線の勉強会の面子とちょっとかぶっている。
この時に描いた漫画「放射線の正しい測り方」は驚くほどリツイートされて、その後の「限界集落(ギリギリ)温泉」のAmazonの販売へとつながっていくのであるが、それはまた別のお話。
6時半、いわき駅前の「いわきクイーン」で「zabadak・白崎映美&東北6県ろ?るショー・北川玉奴」のライブ。
テーブルについたら、SF作家の野尻抱介さんがお隣に。向こうにはしりあがり寿さんと元農水省のお役人原田さんもいる。
zabadakはつい先日、吉良知彦さんが亡くなって非常に驚いたのだが、奥さんでもある小峰公子さんが、吉良の音楽を歌い続ける。ということで舞台に。
非常にパワフルな歌声で一気に会場の空気を持っていく。
マニアックなファンが多い、というzabadakですが、すいません、小峰さんに会うまで聞いたことがありませんでした。
小峰さんと物理学者のキクマコ(菊池誠)さんの共著で「いちから聞きたい放射線のほんとう」
はとてもいい本なので、福島の原発の影響で食べ物が怖い、という人にはオススメしてください。怖くなくなるかどうかはわかりませんが、事実を正確に記した本です。
北川玉奴さん(キレイなドレスを着て女装している変なおっさん)が「飲んで飲んでー、歌って歌ってー」とクラシック・ギター一本で歌った後、白崎映美&東北6県ろ?るショーの登場。
全身からみなぎる妖気がすごい! オーラとはこれだ。
白崎映美さんは上々颱風のボーカル。
東北出身なので、震災で何かできることは。
ということで「東北6県ろ?るショー」を編成して、大きな会場から小さな会場まで、いろんなところでライブをしているのだが、もうね、普通の人から田舎のじじばばまで、全員立たせちゃうからね。
「東北は...くらい...。くらい......
♪Cry Babyーーー、
クラーイベイベェー」
映見さん、舞台どころか会場中動きまわる。
小峰さんもめっちゃ楽しそう。
気が付くとみんな一緒に歌ってる。笑って歌って踊る。
音楽はこんなに楽しい。というライブ。素晴らしいなあ。
この体中に昆布が巻き付いたような舞台衣装やスタイルは、東北出身の作家、木村友祐さんの小説「イサの氾濫」からインスパイアされたということで、木村さんも会場に来ていた。
ここに地元マンガ家の芳賀由香さんを加えたメンバーが、翌日のふくいちツアー参加者である。
ライブがはねた後、近くの居酒屋で1時過ぎまで打ち上げ。
今晩の宿「湯本こいと旅館」
http://www.jalan.net/yad343735/
のご主人から提供された純米吟醸がたいそう美味しゅうございました。
jビレッジまでのマイクロバス送迎までついて、素敵なお宿だった。温泉がまた素晴らしい。
温泉だけ入ると2千円もするというのにびっくり。
7月22日(金)
朝6時15分起床。
朝食を済まし、マイクロバスでJビレッジへ。
Jビレッジは震災後、いちえふへ向かう人達の集合場所として活躍した。
当時はここから全身タイベックという全身を覆うビニールスーツを着こみ、顔にはガスマスクのような顔全体を覆うマスクをつけて発電所へ向かったのだ。
今は普通の服を来て行くことができる。
たくさん思うこともあり、とても貴重な機会だったんだが、日記で書くのも違うかなー、と思ったので、これはまた別の機会に。
目の前で見上げる4号機はすごかった。放射線ビンビン飛んできました。
この貴重な写真だけアップしておきます。
「写真提供:開沼博」
左奥に見えるのが爆発した1号機、隣が2号機、画面右が3号機。
昼2時過ぎ、見学終了。福島第一発電者の見学は、申しこめば誰でも行けるので、興味のある人は何人か誘って申し込むといいと思います。一人だと車の手配やいろいろコストがかかるので。
東電が借りていたJビレッジはもう数ヶ月で役目を終え、本来のJリーグに返すそうです。センターコートの芝生に土が盛られて巨大な駐車場になっていたのが、また天然芝のサッカー場に生まれ変わるのです。
ここでサッカーがまた出来る日がもう近いんだと思うと感無量でした。
ツアーの帰り道、バスの中で「おおー」と声があがった。
ポケモンGOが日本でリリースされたのでした。さっそくダウンロードしてみたが、全然遊べない。
なんでだろう。と東京に戻ってからアプリをよく見てみると、ポケモンブームを狙って作った紛らわしい別ものだった。ち。
おかげで一日乗り遅れてしまった。ここの一日の遅れは相当痛いのに。
帰り道は、鹿野さんと共にバンドマンの車に乗せてもらって近所まで。みんな世田谷近郊に住んでてよかった。
7月23日(土)
朝9時起床。英語1.5時間やってポケモンジョギングに。
いつもなら3キロくらいで引き返してしまうところを、ポケモンをやっていると遠くへ遠くへと進んでいって、10キロ走破。
と言っても途中で立ち止まってモンスターを集めたりしているので、2時間もかかった。
びっくりするほど楽しい。これは痩せるんじゃないだろうか(笑)
ジョギングコースの「三鷹の森ジブリ美術館」でカイロスゲット。
戻ってシャワーを浴びてボイトレ。
ああ、平和な日常が戻ってきた。さあ、週末はのんびりして月曜から気合を入れよう。
7月24日(日)
朝9時起床。英語1時間、ポケモン探索2時間、10キロ。
2時間やると、100%充電していたiPhone6が、10%を切るくらい消耗する。
地下の入口の鍵が、iPhoneで開けているので、電池が切れると家に入れなくなる危険がある。
バッテリーを持って走るのは嫌なので、長い時間出歩かないようにするほかなし。
小さいバッテリーがここへ来てオレの中でクローズアップしてきた。
昼寝をしたらあっという間に夕方なので、軽くポケモン散歩をしてから真田丸タイム(衛星の6時スタート版)
いや、どれだけ秀吉の晩年を書き込むんだ。老後の劣化をこれだけ丹念に描いた大河はあったんですか。あー、怖い。
散歩やトレーニングがまた復活したことで、体力的にはちょっと安心。ポケモンが世界のボケをちょっとだけ止めることができるかもしれない。
だから「ボケストップ」って言うのか。
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えーと、原発ツアーをどうやって書こうか、と悩んでいるうちに時間がどんどん経ってしまいました。
というわけで、1週間遅れで先々週の日記をアップ。引き続き先週の日記へGO。