5月24日(火)
6月2日売り「ファミ通30周年マンガ」朝までペン入れ。
寝てから色塗りをしようと思ったら、今日テニスがあるという。ひさびさにラケット振りたくなったので、1時間だけ仮眠して色つけ。
2時にアップしたので送信。コートへゴー。2時間テニス。
その後、メンバーの追い出し飲み会でいつもの中華へ。
山本直樹は眠らずに来たという、マンガ家はみんな眠る時間を削って遊ぶのです。とり・さんは参加するとFBで表明したが仕事が上がらず断念。
「来る来る詐欺」などと言われているが、それはマンガ家労働の苛酷さがわかってないのです。せめて「くるくるくりん」と呼んであげたい。
テニスメンバーから「みそさんものすごく太った? なにそのお腹」と言われる。
やっぱり目立つかー。下手に筋トレで鍛えていた分、余分なカロリーは全部蓄えてしまう。
2次会で行ったお店で「明日葉(あしたば)」が出てきた。
天ぷらが一般的だが、ここの店はごま油で焼いて出してくる。
ちょっと食べたが、やっぱり超エグい。
明日葉はオレの田舎の伊豆ではいたるところに生えていて、非常にポピュラーな山菜だ。癖っぽいので苦手が人が多いが、栄養豊富で、精がつくと言われている。
下田の須崎には御用邸があって、天皇陛下が毎年やってくる。
植物博士でもある昭和天皇が明日葉を初めて見て、近くにいる農家のおばちゃんに「これはなんという葉っぱかね」と尋ねた。
「おんやまあ、陛下。これ知らねえがけ? これは"ちんだちそう"だ」
「ちんだちそう?」
「ほうさ。これ食うとチンチンがおっ立つんで、チン立ち草、ってここらじゃ呼ばれてんがさ」
「そうですか」
と陛下が笑った。
という逸話が下田ではよく話されていた。本当かどうかは知らない。
明日葉が一部エリアでちんだち草と呼ばれているのは本当。
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5月25日(水)
7時半起床、英語2時間。
なんとなく一段落ついた。
連続で3時から猿テニス。ああ、楽しい。
10年前は毎日クラブで打っていて、実に充実していた。
いつでも今が一番いいと思っているので、過去に戻りたいと思うことはまずないが、テニスクラブの会員だった時代に戻れるなら戻って、壁打ちしたい。壁打ちかよ(笑)
あの懐かしいメンツでダブルスをしたい。
テニスは一か八かで強く打ち込むゲームではなく、相手の返しにくいところに6割の力で置くように打ち、甘く帰ってきたリターンを、もう少し早い球で、もっと返しにくい場所に打ち、完璧に浮き上がったリターンを無人の場所に叩き込む。
時間と場所を追い詰めていくゲーム、だということを知ったのがクラブだった。
一瞬の時間を奪い合うあのラリーの最中は、どんなに忙しくても仕事のことは微塵も思い出さなかった。それも甘美な思い出になっているんだろう。
イージーミスを連発してしまう今の自分では、参加させてもらうこともできないが。
本当に楽しいことは継続したハードなトレーニングの上に存在しているのだ。
今はまずこのお腹をひっこめることからかな。
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5月26日(木)
8時起床。英語2時間。
日記をまとめて書く。かなりの分量を思い出しながら書くので3時間くらいかかる。
この日記、時間かけすぎじゃないだろうか。もうちょっと余芸でやれそうな量にしないと。まあ、たくさんの人が読んでいるので、いまさらやめるわけにもいかない。
息子が昨日から学校の旅行に行っている。それで真人間になってくれればよい(笑)
飯から開放された嫁がカラオケに行こうと言い出した。
久々に嫁とカラオケ。ずっと英語ばっかり聞いていて、新しい曲が入っていない。
しかも高音がでない。ボイトレは筋トレと同じなので、サボるととたんに落ちてしまう。
絵も同じなので、一日20分くらいでデッサン力を強化するトレーニングとかはないものか。まあ、描けばいいんだけどね。
あ、Tシャツ書かないと。これ何ヶ月も言ってるなー。もうやろう。
英語マンガの下書きにも入ろう。
来月、内定ゲームの最終回44ページをそろそろ見据えて仕事やらんとね。
ベッドでふと「ハンターハンター」をクリックしてしまった。
朝まで読まずに5巻でいったんストップ。このあたりまではそんなに中毒性のあるマンガではなかった。
やばいのは10巻を超えてからで、20巻を超えると止める場所がなくなる。今はどこまで行ったのだろう。ジャンプ読んでないのでわからないが。
「MONSTER」は頭からやばそうなので夜読まないようにしないと。
「柔道部物語」も、1話を読むと必ず最後まで読んでしまうので注意したい。そういえば小林まこと先生の新作は始まったのであろうか。
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5月27日(金)
朝8時半起床。英語2時間半。
のんびりした午前を過ごす。ああ、このくらいのペースで仕事をすればとてもいいのだが、それだと月に10ページくらいしか描けないので家族を養えない。もっと効率よく描くことはできないかな。デッサン力を上げるというのは一つの方向かもしれない。練習するか。
息子が合宿から帰ってきた。クタクタだと言っているが、ヨメは容赦なく洗い物を命令している。
ワインを一本開ける。
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5月28日(土)
緊張感なく8時起床。そのままベッドでFacebookなどをダラダラ見る。
今週は3ヶ月ぶりくらいにのんびりしている。
英語「ぜったい音読」の4週目が終了。ついにラスト1週。
ほとんど覚えた気がしているが、音だけを聞いて書き出してみると、the が抜けたりwas とhasを聞き間違えたり、Ther'er をtheirと聞いたり、かなり聞き間違える。
これはグラマーが間違っているからで、英語の文章として動詞がなかったり、過去分詞なのかどうかを判断しないといけないということなんだなあ。あー難しい。
この前ヤフオクで買ったウォークマンがどこにもない。ここ2〜3日探しているんだが、おかしい。もしかしてテニスの後の飲み会で落としてきたのかもしれない。痛い。ものすごく痛い。ほんの数回しか使ってないのに!
ワインを一本開ける。
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5月29日(日)
朝6時起床。
娘が九州から帰ってきた。
一日家で泊まって、東北にボランティアに行く授業に深夜バスで行くという。
せっかく娘が帰ってきて、息子の誕生日なんだから、外で食べようと嫁からライン。
ちょうどTシャツのイラストをやっていて、乗ってきたところなので、外に出たくない。君たちは外で食べて、牛丼でも買ってきてくれればいい。と返信したら、刺し身を買って帰ってきた。家で酒盛り。オレは牛丼が食べたかったんだけどなあ。
Tシャツイラスト完成。
よし。いい感じにできた。
色で悩んでいるが、まあそこはデザイナーにまかしてしまおう(笑)
やっとできましたー。
今日は焼酎にしよう。
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5月30日(月)
朝7時半起床、英語2時間。
「ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲」
が絶版になった。というニュース。
ええ? この本たしか家にあったな。とヨメの机をみたらあったあった。
「ダーリンは70歳」は、とても面白い本だったが、まあこっちは便乗して出した本だろう。と思ってノーチェックだったのだが、ちょっと読んだら全然そんなことはない。
実に面白い。本家よりこっちの方が面白いんじゃないだろうか。
大変失礼しました。
文章は非常にリズミカルでいきいきとしていて読みやすく(おそらくゴーストがいると思うがひょっとしたら本人が書いているかもしれない)なにより中身がすごい。
高須医院長がどんな生き方をしてきたのか、どう考えているのか。何を食べているのか。尋常ではない生き方をしてきたことが伝わってくる。
そして文章の合間にあふれる西原への愛。とても感動的な本であった。
前の方に今回の回収騒ぎのポイントである部分があった。
「士農工商穢多非人」ここか。
この単語だけ見ると、士農工商という身分制度は江戸時代には存在しなかったので教科書から消えている。という話もあり、これを使うのは小学館としてどうか。ということなのだろうが、前後の文章を見ると、そういう発言をした高須先生のおばあさんのキャラの説明であって、そう著者が思っているのではない。
そんなことは百戦錬磨の八巻編集者や西原には当然わかって書いているので、いまさら本になった後で小学館のえらい人が問題にするのはかなり不思議だ。
結局回収ではなく絶版にするという話だが、電子書籍でAmazonで出せばいいんじゃないだろうか。これ、Amazonなら特に問題なく通るだろうから、著者が出版社になって電子版を出すと、相当売れる気がする。もう動いているかもしれない。
この本の中にある応募券を貼ってはがきを出すと、なんと1000人に海洋堂制作の高須かっちゃんフィギュアが当たるという。1000人て! しかも絶版になった後でもやると高須さんが書いている。これは出さないと。
本が2572円と高額だが、ほぼ全員プレゼントに近いので、海洋堂フィギュアの値段考えたらめっちゃお得です。Amazonではまだ買えるようなんで、押さえておくといいですよ。
娘がバスで仙台へ。平日の深夜だと3000円もかからないそうで、九州から東京への飛行機も4000円でやってこれたそう。深夜バス、オレは眠れないから辛いんだよなあ。でもその安さは魅力的なので、秋に岩手に行くときはバスにしてみようかしら。