1週間くらいヒマしてたが、また仕事の波がやってきた。
教祖はアシを使わないで一人で作業をしているので、一月に30ページも描けばいっぱいいっぱいなのだが、今月はこれから52ページも書かなきゃいけない。7月と同じ量で、あの時ひーひー言ったのを覚えているが、なかなか先行して始められないのだ。
もうやんなきゃ死んでしまう。げげ14日じゃん。
忙しいのはありがたいことです。
ここでやっておかないともう数年先は業界がないんじゃないか。という思いもあって、できるだけがんばってやってます。
えーと、それはコミックビームが危ない。ということではなく、出版全体をくるんでいる空気というか、出版不況という時代の波ね。むしろビームはコンパクトな分長持ちするしぶとい雑誌だと思うんですが、雑誌連載という定期収入がなくなってもしばらく食い続けられる体力をつけておかないとやばい。ということを2、3年前から感じてるわけです。
実際には自転車操業でまったく蓄えられないんですけど、危機感はたっぷりとあるわけね。
もう子供が漫画読まないから。
こうのとりの肉を焼いて食ってるような状況ですよ。
肉を片手に持ちながら、なんで最近子供が生まれないんだと思う?
というジョークが映画「トゥモロー・ワールド」で出てくるけど、そんな状況かもしれない。
いつでも書き下ろしでいけるようにスピードやページ感覚を磨いておかないと。
トゥモロー号はどこかを漂っているのかな。それに乗りたいとは思わないけども、オールで追いかけていける体力を持っていたいと思ってます。
この商売も大変なんすよ。ええ本当に。