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嫁が通信教育で大学に行き始めた。今年の4月からで、6年以内に卒業すると言って、大学生レベルの(あたり前だ)心理学の教科書を見ながらばりばり勉強をしている。
それを見ていたのが何かのトリガーになったのか、大学生に戻る夢をみた。
どうやらまた美大を受験したらしい。芸大に受かったのは2回目だが、さて今度は通うことができるのかどうか、と悩んでいる。途中でやめてしまったことや、1回は入ったが実力はどうか、などと頭の中で思っていたのだろう。これでフロックじゃないことは証明できた、などと青臭いことを考えている夢。
受験ではさんざん苦労したので、学生に戻って当時のいろんなものに復讐したい気分になるのかもしれない。
たばこを吸う夢も定期的にみる。夢の中でたばこをくゆらせ「うわっ吸っちまったぁ」と頭を抱えた夢を、禁煙してすぐに見た。
それからはシリーズになっていて、もうたばこを時々吸っているのは夢の中の常識となっている。
今さら1本2本吸ったところでなんということもない。と夢の中の自分は思っている。
面白いのは夢の中でも特別「吸いたい」と思っているわけではないが、やってしまった昔の殺人事件の捜査が進んでいる夢、と同じようにそういう事実がある、という設定で続いている。
酒は実際飲みたいと思っているのに(最近は月に1回くらいは飲むが)飲んでいる夢を見たことがない。ああ飲みたい! と渇望まではしていない、ということだろうか。
ジョギングしたりカラオケをしたり、という日常楽しんでいることもあまり夢でみることがない。では何を見るかというと...。
最近は本当にほとんど覚えてないのでよくわからない。あ、いや印象に残ることだけが記憶されるのだろうから、カラオケの夢は見てもどんどん忘れ去られていくんだろう。幸せな日常の夢も見るはしから忘れて行くと思われる。幸せな夢を見ないことが幸せ。なのだとしたら,今はまあいい感じってところかな。