メールマガジン

鈴木みそ【マンガ家の生活】
vol.1
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目次
1.今週の日記
2.今だから言える話

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1.今週の日記

2015年7月26日
今日から、メルマガを始めます。
今までもネットのサービスは色々やって来ました。
鈴木みそホームページ「ちんげ教」は、糸井重里さんのほぼ日より半年も早くスタートしました。
早いだけが取り柄なので、とりとめのない内容で、今はもうログも残ってません。あの時物販を始めていたらそ
れはもう大きな商売になっていたことでしょう(笑)
ホムペなどと言われていたそれがブログになったのが2007年頃だったかなー。
読者参加型。というより、ホームページの時より更新が簡単になる。というのがブログに踏み切った理由なんですね。テキストを書くだけで日記が更新される。というのは今では当たり前ですけど、ホームページの時代は大
変だったんですよ。ねえ(知ってる人だけ涙ぐんでください)

TwitterやFacebookも始めて、その前にmixiがあったね。
なんでも手を出したんだけど、メルマガだけはやらなかった。
うざいでしょ(笑)
勝手にメールが送られて来るんですよ。寝ている時とか。どうでもいい長文だったらむかつきませんか。いやオレ
が苦手なんですよ。生活にむりやり入り込んでくるようなサービスは。楽天で買い物すると、くそみたいに真っ
赤なメールがどさどさこれでもかってほど届くでしょ。LINEもそういうところがあって、強引に届くところがど
うしても気に入らない。
てなわけでメルマガは10年以上前から考えてはいたけれど手を出さないサービスだったのです。

でも昨日、コルクの佐渡島さん(元講談社モーニングの編集。独立してエージェント業務をやっている)と対談
していて、生活に食い込んでくるメルマガだから、強烈なんです。読者に届くんです。と強調されました。
そうだよね、新しい単行本見つけたら買いたい。という作家はたくさんいるけど、本屋で見たり、何かで話題に
ならないと発見できないもんね。
メルマガならしつこいくらい宣伝するし。その強さが嫌な個性でもあるわけで。できるだけおじゃましない程度
に強引に届けようか。という考えに至りました。

毎日届くというのもどうかなあ。と思うんですが、どうだろう。週末に届くのがいいのかなー。
時には四コマやイラストを入れた形で送りたいので、htmlメールって形になるかも。このhtmlメールってやつ
がまた嫌いで(笑)いやいや我慢我慢。

せっかくメール形式なので、質問を募集しましょうか。なにか聞きたいことがあれば、何でも答えますんで、こ
ちらまでよろしく。

メールは何時頃届くのがいいのかなー。朝9時とかにします? オレ寝てるわ。(自動で送ることはもちろん
できるけど)やっぱり起きてる時間じゃないとなー。金曜朝。そこを締切にして、あとは臨時で適度に送るこ
とも考える。というあたりでしょうか。

メルマガ登録人数ってのも書いていくと面白いよね。最初は8人くらいだったのが、もう1000人を超えました。
みたいに伸びていくとちょっと励みになるしね。
とりあえず第一歩から。

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2015年7月31日
昨日、なんとかメルマガを形にして、サンプルを作って申請してみた。
最長9日かかるとあったが、すぐに認められた。よし! まだ手で改行したり、イラストを入れるためにはどうや
ってhtml化させるのか、とか、不明な部分も多いんですが、やりながら調整しましょう。
そして本日、懐かしい漫画「オールナイトライブ」の2巻がKindleで発売になりました。
漫画を紙に書いていた時代の本なので、電子化に結構手間がかかってます。一月に1冊のリズムで作っていこうか
と思ってますので、ご贔屓に。

「オールナイトライブ1」Kindle版 399円
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B010QWR4U0?adid=1GQN5XR0AYPE6M4VSXZR&camp=1027&creative=7407&creativeASIN=B010QWR4U0&linkCode=as4&tag=misosuzukshp-22



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3.今だから言える話

今でも書いちゃうとやばい話はいくつかありまして、墓場まで持っていくなんてえことを申しますな(笑)
もうそろそろいいだろうというような話をぼそぼそとやりましょう。
最初だからかわいいやつにしましょうね。

「あんたっちゃぶる」というマンガを昔描いていましたが、その第一話。憶えている人はおっさんですが(ごく一部お嬢さん)今はなきさくらやに、ドラクエの行列を見に
行ったんですね。
確かドラクエ3か4ですね。
いきなり単行本で修正の入った第一話です。
あれは店員さんのちょっと薄くなった頭髪にですね、こうやってバーコードリーダーを当てまして、ピピっと名前が出る。
というネタだったんですが、書かれた担当の方が激怒しまして編集部で菓子折りを持って謝りに行ったらしいです。
実はそのときに、もっとひどいことがあったんです。もう書いちゃっていいかなー。
ホント恥ずかしい話なのでここだけの話ですが...

行列している一般の人に取材するんですが、まだ新宿のさくらやの前はポツポツと数えるほどの人数しかいない。
始発が動くと相当な数が並ぶだろうということで、まず先頭集団に軽く聞いた後、だいたい方向が見えたので、
飲み屋にいっちゃおうと。
朝方大行列の写真を取って、軽く話を聞けば終わり。ということで、グイグイビールが進みます。もう終わった
ようなもんだ。と。

飲み過ぎました。
当時オレ25〜6歳だったかなー(笑)
新宿の「池林房」ですよ。もう酩酊状態まで飲んでしまいまして、トイレで吐き戻して記憶が無くて、浜村さんにタクシーに押し込まれたらしいです。
なんという失態。
始発待ちしている取材で、飲みつぶれるなどと、今の新人漫画家がやったら、連載なんて取れませんよ。いやホント。
でもしょうがない。浜さんたち複数のスタッフは、新宿、池袋などの行列を周り、写真とコメントを押さえてくれたので、まるで見てきたような漫画を描けました。
いや、この一回目だけです。取材ぶっちぎったのは。
そこで開き直って、我々は突っ込み隊である!へこへこなどと描けたんですね。
「あんたっちゃぶる」のあの投げやりな、出版コードギリギリをいく感じは、この日の酩酊が産んだのかもしれないですね。

「あんたっちゃぶる」は絶版まんが図書館で全4巻、無料で読むことができます。
http://www.zeppan.com/book/detail/3701

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