2011年12月15日

締め切り前夜

とてもとても楽しかったお仕事だけれど、インターナショナルスクールの書道の先生を、ひとまず今年度でお休みさせていただきたいと申し入れた。
この一言には、久々に、すごーく勇気がいった。
子どもたちが、とにかくかわいいから。
スタッフが、めちゃくちゃ心地良いから。
たくさんのものを与えてもらって、いつもいつもヘトヘトだけどほのぼの幸せ、というのの繰り返しだった。
初めて、小2から高3まで、苦痛だったけどお習字をやっててよかったなあと思えた、私の中の大きな変革でもあった。

けれど、本当に、時間が全然足りない。
書道をお断りしたからといって、まだまだ全然足りないんだけど、これから勇気を持っていろいろなことを断っていかなければならない、その手始めに、かなり大切な時間を手放したから・・・もうあとは、あまり怖くない気がする。

培ってきたスタッフとの友情が壊れませんように。
卒業していく子どもたちが健やかに、「お習字、楽しかったな」と思ってくれますように。
そして、またいつか戻れる日がきたらいいなと思っています。

まあ、まだ三ヶ月は猶予期間がある。今年度だからね。インターの卒業式は6月じゃなかったか、という不安は残るものの。
失う寂しさではなく、まだまだある時間を、丁寧に、たっぷり慈しんじゃうぞ。

さて、こんな夜中になんでこのような日記を書いているかというと、仕上げたレポートに添付する用紙がなぜかこの課題だけみつからなくて、下手するとコレが来月送りになってしまう・・・ということは今から一本、別のを仕上げなければならないという絶望的な気分になりながら、引き出しを探していたら、「ゆうこせんせいへ」という、半紙に筆ペンで書いた英語混じりの手紙が出てきたからなのだっだ。
私の可愛いUちゃんというお弟子さんの、とても素敵な素敵な手紙。
宝物の一つである。

Uちゃんのその手紙を目の前に貼って、あと一本、がんばろう!
明日朝イチで小学校、続いて午後一で中学校。
来年は小学校のPTA活動だけに絞って、町会の活動と社協のボランティアもしっかりおやすみしよう。
楽しいことが多すぎて、忙しいことが大好きで、欲張り過ぎてた。
大切な出会いや、大事な友達や血縁をないがしろにして、時間に追われていてはいけない。
娘の大会や、小僧の大きな試合を見に行けてないのも、母親失格な気がする。
レポートも、もっと余裕を持って書いて行かないと。
そして、科目終了テストもしっかり受けていかないと、単位がまだまだ実習に届かないんだ。

でもまず何より最初にすべきなのは、受講したおびただしい数のノートとその時の教科書の整理だ。
山積みになっていては、レポートも進まない。添付する用紙も紛失する。
それから、掃除だ。整理整頓だ。
毎回、捜し物から始めるのでは効率が悪すぎる。前に進むんだ。ひとつずつ。

では、戻ります。
うわー、真っ青だなあ。頑張らなくちゃなあ。

2011年12月15日 03:25