2011年08月04日

お疲れ様

お疲れ様、松田選手。
多くのサッカー小僧たちに、あなたの意識はきっと受け継がれていくんだろう。
ご冥福を祈ります。

今日はお祭りで、たくさんの子どもたちがはしゃいでいた。
小僧は明日、遠征で早朝出だから、早寝。
お嬢も明日は弓道の練習で、早寝。
いろんな楽しいことを全部諦めて、それ以上の何をつかみとろうとしているのかなあ。

さて、私はこれから明日の試験の用意。
今日明日は精神科リハビリテーション学だ。
精神科のリハビリは「育てなおし」によく似ていて、精神を病んだクライアントの主体性を尊重して、失敗することも痛むことも、彼らが選んだ彼ららしさなら、経験として見守るのが正解だという。
医療では治療を考える。
けれど、ワーカーにとって必要なのは治療ではなく、彼らは「患者」でもない。
ショートカットを教えるのがいい教育ではないように、効率ではなく、困っているその人に寄り添う支援を。
と、学んだ。

合理的にせっかちに、何でもさっさとやりたい私は、本当に援助者に向かない。
心理学を学びながら、私はカウンセラーにも向かない自分を強烈に痛感している。
心は、本当に難しい。
勉強すればするほど、自分が福祉の専門職には向かないことを痛感させられる。

せっかくの夏、子どもたちだけでなく、私も一体何をしているのかなとちょっと思う。
今年の夏は7月半ばからノンストップでスクーリングを受けており、ものすごく深くいろいろなことを考えている。それは、かつてないほどに。

小僧もお嬢も、怪我をしないで病気をしないで、元気でいてくれたらそれでいいと心から思う。
ありのままの君たちでいてくれたら。
それが途中でどうなっちゃったとしても、それが君たちのありのままなら、それでいいと、本当に思う。

2011年08月04日 22:06