2011年07月14日

日々の戦い

なでしこと共に戦うつもりでベッドに入り、睡魔に惨敗した私。
で、できるだけ情報に触れないように、今日はテレビをシャットアウトして・・・。

でも、この情報化社会にあって、こんな慶事を知らないままってのは無理よね。
おめでとう、なでしこジャパン。
せめて展開と得点差を知らないまま、今夜深夜の再放送に臨みましょう。

東京はアスファルトも溶けそうなほどの暑さ。
洗濯物だけが、幸せそうにとんでもなくよく乾いている。
昨日練習で泥だらけだったサッカーシャツも・・・あれ? 靴下以外、干した記憶がないぞ。

・・・(一時中断)。

んきゃーっっっ!
また小僧は練習着をナップサックに入れっぱなしで、たっぷり染み込んだ汗が、蒸れて醸されていた。
慌てて洗濯機を回し、今、ついでに午前中の洗濯物を取り込んできた。
二度手間に苛立つし、毎度毎度、同じ小言を言っても、結局のところ全く治らないという現実もどうしていいかわからないが、天気がここまで強烈に快晴だと、小僧がちょっとバカなことなんか、小さなことのようにも思えてくる。
それでも地球は回っている。
ゴキゲンにいい天気で。
小僧の小さな脳味噌にも、ゴキゲンなサッカーの試合の細やかな画像と、囲碁の定石がいっぱい詰まっていて、記憶容量を超えているのだろう。
実際にユニフォームをなくして大切な試合にベンチだったこともあるし、どうしようもなくてすごい匂いの靴下を履いていったこともあったが、本人に自覚を促すつもりで玉砕している。
自覚、生まれないのよ。
そもそも私が頚椎を痛めてから、動作がスローになって制限がつき、家事に支障をきたしている時点で、強制的に子供部屋を片付けたりすることができなくなった。
娘の魔窟は相変わらず魔窟である。
小僧の部屋も、ホコリがマリンスノーのように堆積し、自家製石油精製も夢じゃないんじゃないかと思うぐらいだ。
でも、そんな揶揄も、最後には自分に振りかかる。私の机の上も、本やら資料が積み上げられてパソコンは使えたもんじゃないのだから。
唯一スッキリ片付いているのは和服コーナーぐらいだが、こう暑いと浴衣ですら、寝巻き以外には着られない。
なでしこがこんなにがんばっているのに、私はなんというていたらくだろう。
がんばろう、日本。
がれきを片付けている東北の方たちの真摯な姿勢を見習おう。
なでしこたちの決勝までには、もう少し、鈴木さんちを前進させよう。

取り込んだ洗濯物はお日様の匂い。幸せな収穫だ。
問題は、コレをたたむリビングの、クーラーのリモコンがないこと。
つまり、我が家は今、台所と寝室と、相方の仕事部屋しか、クーラーがつかないのね。
さあ、氷で首筋を冷やし、氷水をもって、なでしこジャパンならぬ、ゆでだこジャパン、いざリビングへ!!
こうして日常にあるささやかな戦いに挑み、少しづつ勝利を積み上げたいものだわ。

2011年07月14日 14:12