2011年05月14日

寝逃げ

小僧は久々の寝坊を楽しんでいる。といったって、八時には起きて試合に行くが、今日のキックオフは午後一時。・・・って、どれだけ遠征だよ。
がんばれ、小僧。
気分だけは、プロ並だな。

当然お弁当は作るが、お嬢はすでに朝練に行ってしまったし、しばらくは私だけの時間!
とかいってるが、昨日はもう夜の九時には布団に入っていた。
そして、本を読みながらいつの間にか寝てしまっている。
最近は活字を読むと条件反射のように眠くなる。これも困ったもので、なんとかなしくちゃなあと思う。
教科書を「記憶しよう」と思って読んでいたのがそもそもの無理の始まり。
多分、脳が拒否したのだ。記憶も、活字も。
昔から好きな本を読んでいたら眠れなくなるほど夢中になったものなのに、「あ、これ面白いじゃん」と思った瞬間、翌朝になっていたりする。
面白いか、面白くないかを判断する司令塔まで壊れちゃったみたいだ。
大学の勉強は面白いけど、好きな科目ばかりではない。せめて好きな科目の時にはするするっと内容が入って来ればいいのだが、自学になると判別不能で寝逃げすることを覚えてしまった。
まずいなあ。
こればっかりは無理が効く若い頃にやっておくべきだったとしみじみ思う。
というわけで枕元に大量に置いてある本は、今やすべてが私の睡眠薬だ。睡眠導入の時間が多少違うけれども。
「やらなきゃ、やらなきゃ」と自分で自分を追い込んで、追い込みすぎて心が病気にならないように、防衛してくれているんだろう。
ということは、しばらく休暇が必要だということだ。
震災で何も手につかず、休んじゃった分がんばらないと!と思うのは間違いで、「もうこんな暇はいやだ、本を読ませろ!」と思うぐらい、活字から離れなきゃだめなんだ。

だらしなくても、弱くても、そんなの私なんだから当たり前。心の叫びをよくよく聴いて、上手に逃がしてやらなくちゃね。
とりあえず今年の夏はスクーリング三昧で申込書を提出しているから、とにかくここを乗り切ろう。ここだけ乗り切ろう。
そうしたら、休暇だ。ペースを落として、来年一年は休学するぐらいのつもりでいこう。
そう思うだけで、ずいぶん楽になる。
誰のために学んでいるわけじゃなく、自分自身のためにやってることなんだからさ。

いくら楽しいことでも、無理しすぎちゃいけない。
小僧は頑張り屋さんだから、そのへんの加減をちゃんと見ていなくちゃなあ。
楽しくやっているサッカーで、いつの間にか不思議と眠くなっちゃうような症状が出ないように。
小僧の場合は、今、多少なりとも睡眠不足なのが気になるな。10時前には寝ていても、疲労回復ができていない気がする。
サッカーママは、専属のマネージャーだから、そこはしっかりやらないと。

おおっと、お弁当を詰める時間だ。小僧を起こさなくちゃ。


2011年05月14日 07:44