2010年11月03日

「なんでもない日」を満喫する。

ナビスコカップがあまりに面白くて、小僧のバスケ練習のお迎えに行けなかったバカ親です。
「いいよ、いいよ。今日はミニゲームもなかったし、ひたすら練習だけだったから、おかあさんにはきっとおもしろくなかったよ」
と、小僧に言われてしまいました。
私がなんで迎えに行くのかもちゃんとバレていたんだね。そうだよ、私は小僧の活躍が見たいのさあ!!
小僧はそんな私に構わず、バスケのユニフォームのまま、食い入るようにサッカーの録画を早送りしながら見ているのでした。

小僧が一生懸命スポーツで汗を流し、相方が一生懸命働いて汗を流しているというのに、テレビばっかり見ていてはあまりに申し訳ないので、せめて夕飯は一生懸命作ろうと一時間、手間隙かけて料理をしてみた。
私は料理は嫌い。でも、創意工夫は大好き。となれば、今日のこの気分に相応しいのはズバリ!『創作料理』でしょう。そうでしょう。で、結果的に
「これは、何?食べ物?」
という作品を創り上げたバカ嫁です。
マズイかなあ。そうかなあ。……しかし確かに、レシピをここに書き出したら、「それは無理」と非難轟々な気がする。
今、冷静に考えてみればな。
普通に、作ればよかったんだな。
敗因は、イカの塩辛だ、隠しきれない隠し味になっちゃう。洋食には合わなかった。

「食べられないことはないけど、もう一回食べたいかと言われれば……難しいかな」
と、娘にも言われてしまいました。
大丈夫、私の作る料理に、再現性はないです。ああ、うちの女子中学生は優しいよ。ごめんよ、君は三度のメシより、「おいしいもの」が大好きなのにさ。

それにしても、久しぶりに休日らしい休日だあああ。と、叫びたいような一日でした。
化粧もせずに、髪も落ち武者状態のまま、一日中Tシャツとジャージで過ごした。
それも、ちょっと外に行くことのできないようなレアでアレなTシャツだよ。ふふふ。なんでそんなのを持っているんだ!
横になっているとどこも痛くないということに気づいて、大半、横になっていました。
そのままお昼寝なんかもしちゃったよ。
今日は教科書も開かないのに、5秒で眠れる。
日向ぼっこしているアシカのような感じを想像してもらえれば近似値です。
寝返り打つたびに起きちゃうのが難点だけど、また5秒でつーっっっと眠りに入るから、何度でも快楽が襲ってくる感じで、大変に気持ちイイのだわ。
あの「寝入り際」って、すごくよくないですか?三大快楽のひとつだよね。じゃあとの二つは、と問われると困るけどさ。
そしてテレビを独り占めして、大興奮したし!
ご飯作りも楽しかったよ。大切なのは結果じゃないから。
夕食だけはみんなで食べたけど、みんなそれぞれに忙しくて、食べ終わったらそれぞれがそれぞれ。
あああん、こんな日がくるなんて。
で、私はPCの前に座ったりして、これまた楽しい時間です。
今日は、まるで独身時代にタイムスリップしたような、純然たる休日だったと思います。こういう、ただ休むだけのなんでもない日って、絶対に必要なんだなと思った。何でもない日、乾杯、ヤッホー!
ああ、楽しかった。

2010年11月03日 23:36