義母が入院したと聞く。なにもできないのがつらい。
今日は母ヨシコの介護デーだ。しなきゃならないことがありすぎてつらい。
うちがひどく散らかりだした。多分そのまま私の精神状態なんだと思う。
破れ窓の原理という、破れた窓ひとつから、街全体がどんどんスラム化していく心理がある。
人は綺麗なところは恒常的に綺麗に保ちたいと思い、一度汚れ始めるととことん汚してもいい場所にしてしまうものらしい。うちの破れた窓=きっかけは平成新山で、洗濯物が随所でうず高く積まれはじめてから、どんどんひどい有様になっている。
わかっていて、片付けを後回しにしてしまう。気力が全く湧いてこないのだ。
我が家の場合、介護とは、私の最も苦な家事をしなければならないというのが、とにかく苦痛だ。
といって、回復めざましい母ヨシコは頑として介護保険の申請を受け付けない。
介護の実習だと思って頑張ろう。
11月からの、社会福祉協議会の介護ボランティア講座に申し込んだぐらいじゃないか。大学の同級生三人で通うのだ。大学のスクーリングに比べて、破格に安いんだもん、誘い合わせてしまったのだ。
学習意欲は衰えていない。家事労働意欲は衰えていても。
昨日、小学校で、うれしい出来事があったよ。
今年のPTA活動はものすごく楽しい。いつだって楽しかったけどさ。
PTAがらみは門外不出な情報が多くて、具体的に書けないのが残念だ。
その人は多分、私に幸せを与えようとして行動したわけではないんだと思うんだけど、結果的にその人の愛情と責任あふれる言動が、ものすごく私をハッピーにしてくれたんだ。
そういうこともある。
人は、絡みあってるんだよね。
こんな私でもいろんなところで頑張っていることで、誰かがよかったと思ってくれるかもしれないと、その人を見ていて思ったんだ。
アインシュタインの言葉だっけ。
『他人のために尽くす人生こそ、価値ある人生だ』
私は自分のためにたっぷり生きてるけど、今日はちょっとそんな言葉によっかかってみたい気持ち。
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