2010年10月13日

ゴールド免許

ゴールド免許に切り替わるので嬉々として警察署に行く。
そもそも、警察署で免許が更新できるなんて素晴らしい。
私は交通違反前科者なので、試験場で更新したことしかない。
怖くて長いビデオは時間を待ちに待って見なきゃならないし、講習は長いし高いし、写真にしても視力検査にしても長蛇の列で待たされる。
その間にしっかりメイクを直して、しっかり腹ごしらえして、というのが普通の感覚だった。
ところが、ゴールド免許はあっという間。
さくさくさくっと進んで、視力検査後、すぐに写真。
えーっっっっ、メイク直してないんですけど!という間もなく椅子に座り、
「メガネを取ってください」
と言われて、まるっきりスッピン(一応眉毛だけは描いてある)状態で写真を撮影する。

講習とビデオもほぼ待ち時間ゼロ。
しかも、講習が始まったら、ピーポ君は「佐藤博」という本名で見本免許に愉快な笑顔で載っており、それを使っていろいろ説明するものだから、うっかり笑ってしまうほどの余裕。
もちろん、ビデオは被害者が10歳の野球少年である点でもう涙腺が決壊しているんだけど、いつも私はあの手の講習ビデオを見るたび体調が悪くなっていたので、まだライトな作りで助かった。

で、即座に免許証交付。全行程で30分ほど。信じられない!!
優良ドライバーって、こんなに優遇されていたんだ。

初のゴールド免許は、金ピカに輝いてすこぶるうれしい。とっても自慢。
だけど、こんな写真じゃ誰にも見せられないよ。
つか、書き換えまで、私は絶対に犯罪を犯さないし犯罪に巻き込まれないようにしなくてはと誓った。
だって、この免許証写真が、加害者または被害者としてテレビに映ったらヤダ!!リアル知り合いの方、ニュースになるようなときにこの写真を使われるようなことがあったら、ぜひお手持ちのまともな写真をどなたか、テレビ局に持ち込んでください。
まじ、生活に疲れすぎてる。髪の毛はボサボサだし、顔はてかてかだし、なのに唇は紫色に近い。これ、撮り直しサービスはないの? ゴールドは三回まで撮り直しとか、してよ〜。
これは私じゃないわよ。断じて私じゃない。人に見られたら、いやん。

あっ。
そっか。
犯罪に巻き込まない、巻き込まれないように気をつけようと思えよ、という、そういう親心の作戦か!?

2010年10月13日 21:13