本日、運動会。
この近辺は運動会が多いみたいね。
重なっちゃうと親は大変だわ。
運動とはご縁のない娘ちゃんの方なので、なんとも気楽。
今、お弁当のためのご飯が炊けるのを待っています。
そもそも、中学の運動会というのは、親がいくものなのか?
娘ちゃんの中学は小学校と合同なので小学生の出し物はたいそう可愛らしく、中学には芸術系好きが多いせいか大変に派手なお祭りと化しているので、お楽しみの一つなのだが。
某漫画家さんのお子さんが描いた「何か」が素晴らしいらしい。
娘は笑っちゃうほど絵が下手なので、「漫画家の娘」というのをひた隠しに隠しているらしいが、自分はぬりえ的作業部門で参加できたらしく、「ベタ塗りならおまかせなのかも!」とうれしそうだった。
もう、君のお父さんはベタを手で塗ってないけどな。
何をしてても、楽しそうなんだ。うちの娘ちゃん。
思春期の女子なのでそりゃ時々、腹の中のいろんなものがグログロして、それを飼いならせずに「うぉぉぉーん」と自室で叫んだりすることはあるけれども、たいていゴキゲンに暮らしている。
いい学校なんだなと、彼女を見ていると本当にそう思う。
小僧には、どうかなあ。なんてぼんやり考えて、今日一緒に観戦だ。
自発的なゼミ形式の授業やグループワークには、ついていけるのか……ちょっと小僧にはハードルが高そうな気もするが、授業の質も高いし、補習は充実しているし、わかればそりゃあ楽しかろう。しかも高校受験のストレスがないからか、みんな大変仲良しで、とにかく楽しそうなのが素晴らしいんだよなあ。彼女の学校にいくときは、なんとなく、私までいつもわくわく〜。
親も行くのが楽しいところじゃないと。
そう考えると、スーツ着て保護者会に行くような私立だったら、私がもたなかったかもなあと思う。
小僧がそういうところを志願したら、私はどうするのだろう。
……しないか。
ヤツの今の目標は、セレクションに合格してサッカーの道をひた走ることだった。とりあえずの目標は、今のクラスで順位をあげること。
その情熱が勉強に向かったら……きっと、私は保護者会でスーツなのかもな。ジャージで応援できる気軽さを寿ごう。
あ、お弁当づくりを開始しよう。
じゃ、いってきまーす。
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