土曜は小僧のフットサル大会ですっかり使い果たし、日曜は娘を弓道大会に送り出すともう廃人でした。
御飯食べるのも面倒くさい。
そっかー、人は疲れ果てるとこんなふうに何もできなくなるんだ。
と、改めて「うつ」の人の病状を推し量ったりしてね。精神医学の講義で気分障害を学んで、そして「こんな感じ」を追体験。
とっかかりがないと、想像力のいまいち欠ける私です。
でも、大学に行き始めて、いろんなとっかかりに満ちてきました。視野が広がる、ってこういうことなのかーと遅ればせながら思ったりしています。
「よかったらお茶を飲みに来てね」
と、私以上に忙しい友達が誘ってくれます。夏のスクーリングが終わり、これからPTA活動も忙しくなることを見越しての、一言メールでした。
忙しくなると余裕をなくしていきます。誰かがいれてくれる一杯のお茶が、泣くほどうれしいという経験を、多分彼女も知っているのです。そのタイミングの絶妙さに、すでに泣くほどうれしくなってます。
世の中の男性は、これ、知っておくといいんじゃないかと。
奥様がすごーくテンパッているときにスッとお茶を差し出してみて。緊張はみるみる緩和します、魔法のようにね。
そういうこと、でももう若い世代では普通なのかな。
小児医療の講習会に、イクメンたちが率先して参加し、積極的に質問していた話を若い友人から聞きました。そういえば、PTAで開催していた救命救急の講座にも、多分有給とって、若手パパたち、参加していたなあ。
PTAのあり方も、夫婦のあり方も、いよいよ変わるべき時なのかも。
私の世代には私のやり方があり、無理に時流に適応せずとも夫婦という単位ならやっていけるけど、「そういう価値観もある」ということを幸せに生きることで見せるのがベストで、「夫婦はこうあらねばならない」と押し付けてはいけないのかもしれません。
こういうのを老境というのかしらん。まだちょっこし早いわね。
でも、心がけておこう。
子供たちには、旧態然とした夫婦のあり方だけでなく、自分の家族づくりのためのたくさんの価値観を身につけて、居心地のいい家庭を自ら築ける大人になってもらわないとね。
私と身長が変わらなくなった娘とハグして、月日はあっという間に流れるのだなあと実感しています。
そういえば私の心の中でいつまでも精神的に君臨していた女王・母ヨシコも、結構、素で情けないばあさんになってます。
枯れ方にもいろいろあるんだなあと、老いについての学びがあります。
家庭の作り方も、子供の育て方も、老いの生き方も。いいところはいただき、悪いところは反面教師にすればいい。
彼女の心に共感しようとか理解しようとか寄り添おうとすると、なんだかものすごく腹立たしいので、私は観察者としてそばにいて、親切なおばちゃん程度の介護をします。
小僧と娘ちゃん、共に頑張った週末のすごく頑張った成果があり、そこには十分共感して、元気を創りだそう。
子供の幸せを自分の幸せには出来なかった人のお世話をする私の元気の素が、子供の幸せだというのは、なんとも奇妙だけど。
今日、退院のためのカンファレンス。
どこかに遊びに行ってしまったやる気の残骸をかき集めて、なんとか動かないとね。
どんなにつらかったり面倒だったりすることも、「想像力」の種になる。
で、想像力が豊かであるほど、きっと人生は豊かなんだわ。と、思って、かき集め作業開始。
今週一週間、みなさまも御身大切にがんばってね! 私もマイペースで頑張ります。
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