一週間のガスター20投与で効果がみえない。
逆流性食道炎という、そのまま反乱軍みたいな病があやしいと言われる。
十二指腸かもしれないし、食道かもしれない。
というわけで、ピロリ菌を調べて、カメラも飲むことに……。
人生の折り返しでメンテナンスを丁寧に。これは大事なことだね。
それにしても、ストレスマネジメントには自信があっただけに、ストレス性の典型みたいな病気が疑われる自分が情けないなあ。メンタルはすごく鍛えてきて、自信があったのにな。
温泉かどこかでゆーっくりしてたらすぐに治っちゃうと思うんだけどさ、ひょっとして厄介な病気だったら嫌だなあとも思うし。自分の内部に悪が発生しているのなら、徹底的に戦うのだ。悪い芽ならば早いうちに摘みとって、はびこる力はたたきつぶしたるわっ!フッフッフッ。
って、その血沸き、肉踊る勢いが、胃液の酸度充填120%、逆噴射!ざばーっざばーっ……みたいになっているのかもしれないのだから、まずは「穏やか」を心がけないとな。
……えーっと。
……んっと。
……やべ、どうしよ。
「穏やか」には程遠く、そこに至るにはどうしたらいいのかわからない、45の夏です。
私はこのまま、ずっと落ち着きのない、喜怒哀楽の激しい老人になる予定だったもんで。
なんかこう、別の方法がないかな。毒を食らわば皿まで、ピロリもなぶる!みたいな。目には目を、胃酸には胃酸を、みたいな。
私らしい戦い方がしたい。
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