2009年12月25日

09年のクリスマス

娘がふて寝しています。
昨日、娘のところにはサンタさんが来なかったから。

サンタさんに手紙を書いて、そこには「もうプレゼントはいらない、毎年夢をありがとう」みたいなことが書かれていたので、覚悟のソレだと思ってんだけどな。その手紙を持っていかなかった、つまり自分はスルーされた、と言うショックを私に申告して、まだ起きてきません。

「サンタさんの来なかったP子さんは、もう大人だってこと?」
と、朝六時に目覚ましをかけて、ベイブレードを確認した小僧が私に聞きました。
「うん、多分ね。サンタさんがこない子どもには、親がプレゼントを買ってあげることになっているんだよね。おかあさん、絶対福助にはサンタが来ないと思っていたんだ。宿題サボったからね。だから、実は用意しちゃってた」
と、朝一番、最初に依頼されていたサッカーグッズを渡します。
「ああ、ありがとね」
と、サンタのプレゼントの前では、俊輔のユニフォームに対する愛もそっけないわ。
「オレは、くると信じてたね、サンタさん。ちゃんと先生に勇気を持って罪を言って、謝ってきたし。ちゃんと叱られたし、もうサボらないって誓ったから。サンタさんは、リカバリーを見てるって事だよ」
ベイブレードを水色の袋にしまいながら、鼻の穴を膨らまして、得意げです。
「それにしても、P子さん、大人になるのが早いなー。15歳ぐらいまでは、サンタさんがきてもいいと思うな」
どんな根拠なんだ、それは。と思いつつ、準備を促します。
「福ちゃん、あのさー。Pちゃんにはサンタさんが来なくてかわいそうだったから、おかあさん、今日、Pちゃんとお買い物に行ってくるね」
と、福助を見送り、さて。困ったな。P子が布団から出てこないのでした。

イセエビ、高級牛肉、ハワイ旅行(常磐ハワイアンセンター)、東京ディズニーランド。今、思い出す限り、彼女のリクエストは、サンタ側も奮い立つような、素晴らしいものだったと思います。
サンタさんとしても、きっと楽しかったんじゃないかなあ。

ひとつ大人になったクリスマス。おーい、起きてくれー。


2009年12月25日 10:11