2009年12月11日

女の幸せ

いつもの人じゃない!!
指使いがまるで違っていて、もどかしかった。
「そこじゃなくて、ここかなー」
みたいに、彼の手をそっと導いたり。

私の体を扱いなれた人なら、ただ横になって任せておくだけでいい。
いつもと違う人は、ある意味、新鮮だった。
しかし、それが誰であれ、私には、必要なのだ。
この至福の、マッサージタイムが。

左肩が回らなくて、ぎっくり背中の危険信号が点滅していて、頭痛まで起きていた。
500円で治療を受けて、なんとか危機を回避しようと、朝いちで整体へ。
全く同じ症状の、「道路工事したわけでもないのに背中がバリバリ」と、日記に書き込んでいた某先輩をお誘いし、並んでケアしてもらった。
もともと同業者なのだが、私は先輩の伝説(笑)を知らないし、先輩も私の栄光(笑)を知らない。お互い、母親にジョブチェンジしてからの付き合いである。もっといっちゃえば、15年来知り合いだったが、最近趣味を通じて、急接近している女友達である。
背中の張りが楽になったところで、一緒に500円でモーニングサービスのホットケーキを食べた。
八幡山の「すぎ」のホットケーキは、いつもおいしい。
歩いてきた道がよく似ているせいか、先輩とは話題が尽きない。とはいえ、いつも二人とも、今と未来の話題に忙しいので、過去の話題はなかなか出番がない。私は多分、先輩の伝説を人づてに聞く以外、知る機会はないのだろうなと思う。大事なのは今と未来だからね。過去じゃない。

しかし、なんでもない会話に、みっちり機知が詰まっている人は楽しいな。これが彼女の「実績」なんだろう。
午前中のひと時、きもちよくて、たのしくて、おいしくて。
女の幸せって、こんなところにあるのよね。

2009年12月11日 00:47