2009年11月27日

もったいない

マイコーのThis is itが最終日だったので、新宿に行ってみた。
前売り券持っていても、満員で入れません。
とのことであった。前売り券はどうなるんだろう。

ぽう! 見たかったよ、ぽう!! そんなことより、見たかったよ。
そうなると、ついでじゃなくて、本気でとっても見たかった気がするよ、ぽう!!
慌てて渋谷と池袋と吉祥寺と府中を探したけど、時間が合う回はない。または満席。
すごすごと予約してあった病院(婦人科系)に行く。
マイコーほど価値のある人ではなくても、一応、私も、ある日突然死んじゃうわけには行かない。メンテナンス、メンテナンス。
この年になれば、一病息災だ。
検査は逆に有難い。
血液がとてつもなくよい数値であることを褒められてうれしい。ああ、狂牛病の疑いさえなければ、みんなにこの血を差し上げるものを! 熱き血潮を撒き散らすものを。ぽうっ!

イギリスに滞在した時期が悪かったなあ。狂牛病の疑いがある時期だったから、という理由で、こんなにも健康な数値の血を、自分でぐるぐるまわすだけ。献血できない。ああもったいない。
でも、じゃあイギリス人は、献血、どうしているんだろう?

昨日は同業の女友達とIKEAで遊んだ一日。
一昨日はサッカーママたちと進路について熱く語り合った日。
そのまた前日は、とても敬愛する学校のママ友とランチ情報交換会して、その足で同業者の情報交換会⇒転じて、お酉様に神頼みした日。
いずれも楽しくて楽しくて楽しくて上機嫌な数日間でさ。
不況なんて気の持ちようだわと、幸せな仲間たちとの幸せな時間に酔いしれていたら、今日、自転車、違法駐輪で持っていかれてた。3000円支払って手元に戻す。

そこで見つけたものに驚いた。
ぽうっ!
再会したんだよ、盗まれてしまったはずの、昔の赤い自転車……これこそが、それだ!
雨ざらしだったのか、ものすごい錆びだらけになってた。キズだらけでもあった。前かごには、私の知らない飴のゴミがいくつも入っていた。
あの赤い自転車とはぐれたのは、もうとっくに取締りが終わっていた時間だったから、赤い自転車は最初からこの違法駐輪者集積場=墓場に連れ去られたわけではない。多分一時的に借りていった主は、駅に返しに来たんだろう。でも、それ、知らないから、私。
毎日、駅に行く人ばかりじゃないってとこまで気を回してくれよ。

赤い自転車を身請けするために、さらに3000円払うと、来月が始まる前だというのにすでにお小遣いがピンチだ。
もう乗らない自転車。調整に一万円かかる自転車。そうして、すぐに結局手放す自転車。そのときには、さらに500円かかる自転車。それ、私が払うのか? 理不尽だなあ。
でも……。
もって行った人は、交番の前にでも乗り捨ててくれればよかったんだよ。そうしたら、自転車登録証から割り出して、電話してもらえたはずなんだ。
しかし、登録してあっても、電話番号が自転車に大書してあっても、集積所の人は自転車を迎えに来いとは言わないんだな。昔、相方につきあって受け取りに来たときには、通知があったように記憶しているんだけど。
暇そうに三人もおっさんが揃っておしゃべりしているわけだから、人件費減らして、電話をかける経費にしてもよさそうな気がするよ。取りに来ればその分、収入にもつながるし。飛び込み営業の電話よりは、効率がよいだろうに。
いやそんなことは、違反者が言うべきことではないですね。反省しています。
でも、いろいろもったいなくてさー。

毎日、くりくり、いろんなことが起こるもんだ。だから、生きてるって面白い。


2009年11月27日 17:55