表題の、鞘(さや)、っていう字、辞書引かずには書けなかったし、読めなかったかも。
タコとどこか似ています。元のタコに戻る。……じゃ、今は何?!
それはそうと、家庭内引越しを企て、パーテーションの見積もりまで取ったのに、結局もとの鞘に納まることになりました。家庭内革命は、起こらなかったよ。
♪戦う者の 歌が聴こえるか 鼓動があのドラムと響き合えば
……相方の日々の発声練習 for カラオケ の方が、歌声が大きかったようで。いまひとつ、盛り上がりに欠けた私の独立部屋確保の戦いでした。ああ無情。
うちは中古物件なのね。で、「ここはこういう用途です!」と、がっちり決まりきった造りになっていて、あまり工夫の余地がない。で、どうにもしっくりいかないのでした。
元に戻したら、やっぱり落ち着くのよね。
一番問題だった、寝室で深夜のキーボードを叩く音。これは、相方が、キーボードの音には目をつぶって、ついでにそのまま眠ってくれることに相成りましたので、寝室に置いた机で遅くまで作業することが可能になり、大きく前進はしたわけで。
そうと決まればまとめた荷物を解いて……って、いろんなものを広げすぎていて、カオスが。
もうしばらくは、誰もおうちに遊びに来てもらえない。
ああ、このまま何もかも忘れて、どこかに行ってしまいたい。
と、一瞬住宅情報誌を手に、逃避を考えるわけですが、そうもいかないのよね。
独身の頃なら間違いなく新しい物件を探して、ワープロと本と洋服と最小限の家財道具だけ持って、あとは全部捨てて引っ越しただろう、レベルの混沌が、今ここに。
ふう。
だけど、逃げるわけに行かないの、おかんだから。
子どもたちに整理整頓!というからには、なんとかしなくちゃ。どヘタだけど。
いらだつ自分をなだめよう。できない自分を許していこう。大学のレポートに、学校が指定する締め切りはない、あるのは私の都合だけだから、遅れは覚悟の上で、対策を立てていこう。
逃げない、とにかく逃げない。
この散らかり具合をひとつひとつ何とかしていく、そういう姿勢で人生に立ち向かうことも、母親として大切な教育。子どもは見ているからね。そして、無意識で学んでいるからね。がんばっていこう。
来週忙しいんだけど、大人だから。ここは、ふんばらないとね。
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