2009年06月22日

子どもたちと遊ぶということ。

今年の夏も、小学生とのふれあい学校(仮称)がある。
今年は責任者ではないけれど、またまた子どもたちとがっぷり四つ憎んで遊べる喜びに胸躍らせながら、準備を楽しんでいる。
子どもは地域が育てる。
それは私の住んでいるご当地教育委員会が打ち出した素敵な指針だ。そのために付随するイベントにはできれば予算も組んでくれると大変に有難いのだが、そうなったらなったでまた大変そうでもあるので、とりあえずは手弁当で楽しくやっていこうと思う。
何が喜びといって、道を歩いていると「すずきさ〜ん」と手を振ってくれる子どもたちがいっぱい増えることだ。娘や息子を通じてではない、ちっちゃなお友達が増えていく悦び。
それだけで、私の血潮は熱く燃えるのだ。この中性脂肪交じりの中年の血潮が!
先生ではないんだけど、ご近所の大人がなんだか自分のことを見ていてくれる。
自分の血縁じゃないところには、いろんな種類の仕事や、いろんな種類の生き方があって、案外楽しそうで、大人になるのも悪くないなあって思ってもらえたら、すごくいい。
誰でも、子どもとそんな関わり方ができる地域になっていったらいいなあと思って、夏は講師を買って出るのだ。
夜の公園にたむろしている子どもたちに「早く帰りなー」と声をかけても、「はーい」とリアクションされる互いの安心感は、「ご近所さん」が生きている証拠なんだなと思う。
「家に帰っても誰もいないんだー」とご近所のおばさんである私に訴えてくる子供も多くいる。
夏の昼間のふれあいタイムだけではない、地域の大人たちと子どもたちをつなぐ遊びの基地があったらもっといいと思うんだけど……。まずは夏のイベントを形にしながら、ひとつひとつ積み上げて、地域の子どもたちが安全に育つ、住みよい環境を作っていこう。
子どもたちが聞かせてくれるさまざまな声をどこに運んだらいいのか、どうしたらいいのか地域の大人として考えるのも、すごくいい脳トレになる。大人たちにも率先して出てきてもらえるようなシステムと雰囲気が課題だな。さあ、今年も一緒にいっぱい遊び倒すぞ!!


2009年06月22日 09:15