2009年04月21日

はじまりの。

相方は、今、女子大生と暮らしています。

この四月から、私がね、44歳の女子大生。
……うれしくないか。
合コンの申し込み、中年男性から殺到したらいいのになあ。笑
さあ、薄れ行く記憶、消えていく脳細胞との戦いが始まります。
中年の学校選びは、知名度でも偏差値でもなく、経費と実績だけでした。
テニススクール並みの脳トレ代、もとい授業料とはいえ、主婦にとっては大金です。その「もったいない」の気持ちが、学習意欲と推進力。
無理せず、娘ちゃんの高校卒業と同時ぐらいに、無事国家試験受験資格をとって卒業できるよう、がんばろう。

PTA活動なんかも楽しみながら……と趣味としてのPTAをお引き受けしたのですが、正直、手を挙げてしまったことを少し後悔する忙しさだ。
「おとなしくしていよう」とあんなに心に決めていたのに、「決まるまで帰れません」といわれて、黙ってうつむく時間が耐え切れない、せっかちな私のバカ。

さて、チャレンジャーは私だけではなく、鈴木家のまごうことなきリーダー、私の義理姉も検査入院してちょっとした病気がみつかり、ここから戦闘モードです。
ボーリングも、卓球も、あとちょっとのところでかなわない、私の前に立ちはだかる壁。スポーツ万能で健康優良児、相方と反対だったらよかったのになあといわれ続けた、女まさりです。
私も弟と反対だったら良かったのにといわれ続けたので、どこか境遇が似ているのか、妙に気が合います。「趣味の多忙」である私より、ずっと大変な、姉の「闘病のゆったり生活」ではあるけれど、共に自分史上初の挑戦という場に立っていますから、姉をみて「がんばろう!」という気持ちになります。
「がんばれ!」という気持ちを抱くと、それがまた返ってくる感じ。

春の「は」は、はじまりの「は」。
みんなどこかで、きっとチャレンジャーになっているはず。あせらず、慌てず、じっくりとね。
じゃあ、春の「る」は?と聞かれると……困っちゃうんだけど。

2009年04月21日 09:57