2009年04月03日

親子花見会

無事、子どもたちは下田に到着した模様。
冒険冒険、の楽しいエピソードは、きっと相方が書くだろう。ふふふ。
うん、無事でよかったです。ありがとう、相方の故郷。

さて、せっかくの新婚気分も、締め切りには勝てません。
前回のスキー合宿でも確か相方は仕事だったな。
「忙しい」
このオールマイティーな言葉に太刀打ちできる言葉って、日本人は持ち合わせていない気がするわ。
野ざらしになっている自転車よりも構われない自分だけど、それでも相方に依存しない私だけの幸せというのがある。
人は一人で生まれて、一人で死んでいく。孤独を寂しいと思わない自分を、「よし!いいぞ!」と思う。

桜満開の井の頭公園を、母・ヨシコと散歩した。
桜を幸せそうに眺めるヨシコを見て、この人は「母親」というよりは「芸術家」だったのだなあと思う。
書道家で、陶芸家で、華道も茶道も造詣が深くて、ヨシコ先生として地域に生きて、わけのわからないわがままな人。
多分、私にも同じ血が流れている。
私の中にも「芸術家」の血は確かに感じられる瞬間がある。でも、、私は「母親」であることを選んだ。わがままを言う方でなく、わがままをきく方だ。ベクトルが違う。
どっちが幸せだったかなんて、それは愚問だわ。
損得でなく、自分がそうしたいからそうしたことが、幸せへの道でないはずがない。

さあ今日は早寝しよう。
そして、明日は遊び倒すのだ、久しぶりに寄席に行ってきます。遊びをせんとや、うまれけむ。遊んで遊んで、忙しい。うん、これまた幸せなこと。


2009年04月03日 20:48