2009年01月31日

中学受験前日

お〜ち〜つ〜か〜ねぇぇぇぇぇぇ。

過去問の結果を見る限り、まず大丈夫だという成果を知ってなお、
落ち着かない。

小僧のサッカーに逃げちゃおうと思ってたら、練習、雨で休みだってさ。
せいぜい、うまいものでも作ろう……って、
つ〜く〜れ〜ねぇぇぇぇぇ。料理、苦手。

平常心、平常心。
「そうだ、明日、受験終わったら吉祥寺に出て、何か映画でも見ない?」
と誘ってみたら、
「一応、3日の公立入試があるんで……」
と、やんわり断られた。

うわー、お嬢、お〜と〜なぁぁぁぁ。
そうか。彼女の受験だったな。
どんなときでも「私のことなら大丈夫だから、おかあさんは帰っていいよ」と追い返しちゃう、独立心旺盛な子だもんな。
「受験したいんだけど、おかあさん」と言い出してから、ずっと、孤軍奮闘がんばってきたんだもんな。
そうだ、彼女に任せておけばいいのだ。

「しまった、学校に忘れ物したのでとってくる!」
と、一転、ばたばた階段を駆け下りていくお嬢。
「何忘れたの?」とその背中に聞くと、
「受験用の筆箱!と、コンパスとか、一式。とにかくいってきますっ!(ばたん)」
……これがあるから、落ち着かないんだよぉぉぉぉ、お嬢!
お前、そういうとこだけ、おかん似なんだもん。

あああ、早く4日にならないかなあ、全部終わってる。
どっちに決まっても、そこが彼女の中学だ。
私立なら在学中の交換留学選抜を目指して、公立なら大学からの留学を目指す。
地元中を選ぶことになっても、高校の選択肢が広がるから留学につながるところを目指せばよく……結局常に同じところに彼女の目標はあり、希望に満ちた中学生活になりそうで何よりだ。何よりだ、そうとも、何よりだとも!
(自分に言い聞かせている)。
彼女のよさがわからないような、彼女を選ばないようなところは、こっちから願い下げです!
というスタンスで、親は見守るしかないのだわ。

どんと構えて。
親は、落ち着くことだよ!が〜ん〜ば〜れ〜、私。
お嬢は、お嬢で、今までも勝手にがんばってきたし、どうせ明日も火曜日もがんばるだろう。
私は彼女の足を引っ張らないように、がんばるのだ。がんばって、落ち着くのだ。
……。
あああ、お〜ち〜つ〜か〜ねぇぇぇぇぇ。


2009年01月31日 10:59