昨日のようなすっごく寒い日に、一日中校庭にいるのは、拷問です。
ヒートテックと携帯カイロのせいで電車の中では汗ばみ、外に出ると汗が冷えて寒い。
手袋とマフラーと帽子と飲み物でコントロールするけれども、夕方にはたぶん体が悲鳴を上げたんでしょう、ほっぺだけが熱くて真っ赤っ赤、でも悪寒が走るという、「わけわかんない感じ」に襲われ、早寝しました。おなかも痛い。
そして、今朝。お友達との楽しいランチが待っていて、すっかり元気。
要するに、何か楽しいことがあれば何とかなるんじゃん!と、現金な自分に半ばあきれつつ、るんらるんら、鼻歌交じりで吉祥寺に向かいました。
明日は明日で、また別のお友達と吉祥寺。
PTA活動が一息ついたので、ここから先、ずーっと遊びの予定ばかりです。
私にとっては仕事も遊びの延長なので、いろいろと楽しくてね〜。
ああ、無限に時間があるような気がするよ。
ちなみに、子どものサッカーは私の趣味の最たるもので、見てなくてもいいのに校庭にいて、練習までしっかり見学しては応援の声をかけ続けている。
うれしい予定のひとつです。
私設応援団にどの程度の効果があるかはわかりませんが、うちのチームはなんだかタレントぞろい、かなり強くて、見ているだけでワクワクしますよ。
技術があれば、コーチになりたいけど、なれないので、その分「すごいぞ!」「うまいぞ!」「ナイスプレイ!」などと、声をかけるわけです。全員に。林家ペーがコーチなら、私はパー子。趣味だから、「たっぷり!」「音羽屋!」みたいなね。
大人に関心を持たれている子供のがんばりと可能性について、これは絶対に相関性があるよなと確信しています。昨日は某所の三年生大会に二年だけで臨み、二戦二勝、危なげなく圧勝してきました。
二年の親たちは皆、絶賛型なので、子供たちは生き生きプレイしていました。
来年は、小僧のクラブチームのセレクションも視野に入れて、今年はもうすぐその様子も見てくるんですが、この少年蹴球団でのチームメイトがあまりにもよくて困ります。
声を掛け合って、得点すればチームで讃えあって、ミスはフォローしあって、そして個人技を磨き、絶妙の連携で……おまいら、素敵すぎる。8歳のくせに。
自閉症と診断されて、「サッカーのような団体スポーツは向かないからやめなさい、違うスポーツを勧めます」といわれた日。
誰よりも精度の高いキックを蹴り、細かなルールまで熟知している彼に、「キックベースが出来れば通級は卒業です、順番を待つことができず、ボールを蹴れないお子さんが対象ですから」という特別支援クラスの通級をそれでもしつこく薦められ、通級って本当に必要な人のためにあるべきなのに、と、違和感を覚えた日。
普通学級に行くことだけがすべてだなんてぜーんぜん思わなかったけど、小僧にとって快適な場所が学校や教室だったのは、すばらしいことだった。校庭で友達と一緒にボールを蹴っている小僧は、心底、楽しそうなんだ。
サッカーがある星に生まれて、小僧は幸せそうだ。
私も大変に幸せです。そして、自閉症を愛しています。
自信が彼を変えていきました。
自閉症でも、そうでなくても、熱い応援で普通の子供たちが簡単に変わっていくのを見ていて、大人の醍醐味を感じます。
今そこにいる小さな「可能性の塊」に触れることで、校庭は寒くて拷問でも、心の中は熱くなれる。
安いけど尊い、大人ならではのお楽しみです。
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