首が回らない
学校のことに夢中になっていたら、もう１６日だったのね。
くもんのクリスマスパーティー用のプレゼントも買っていないし、クリスマスツリーも出していない。
ああ、別の意味でも首が回らない。
サンタ協会はクリスマスを中止にするらしい、というニュースがネットで配信されていたので、とりあえずそれを見せるか。我が家も、相方の大きな連載終了だし。
日々は流れていく。
娘ちゃんは英語劇の稽古に夢中で、受験が終わったら２月７日公開のハイスクールミュージカル ザ・ムービーを友達と一緒に見に行きたいという。友達と映画に行くなんて、立派な思春期ではないか。しかもちゃんと親が見たくないような映画を選んでいるところがいい。
初めて女友達だけで映画に行ったのは、中二のとき、「未知との遭遇」だった。
マクドナルドでハンバーガーと当時はセットになっていなかったお高いポテトを食べて、世の中にこんなにうまいものがあったなんて！と感激し、その勢いか、時間がありすぎたので上映途中だったにもかかわらず(この途中からというのが情けない)「タワーリングインフェルノ」の上映館に入り、見終わって全部吐いた。子供同士での初体験としては、怖すぎたのだった。
で、気持ち悪いまま宇宙人と第一次接近遭遇したところで、半分も意味がわからない。大人がいたらあんな無茶な予定で行動しなかっただろうに、子供同士だとつまらないところで意地を張る。未だにあの映画の中の親父は何でジオラマの山を自宅に作っていたのか謎のままだ……ということを、突然思い出した。３０年前の記憶。
え。３０年前！
そんなにたつのぉぉぉぉ。日々、宇宙人以外での未知との遭遇を繰り返して、ずいぶんな歳月が流れていたんだなあ。
娘ちゃんには、素敵な未知が、たくさん待っているといい。
小僧はサッカー三昧だ。
サンタさんへのお願いも、サッカーポールだ。わかりやすい。
首は相変わらずぎっくり首のままだけれど、今日から少しずつクリスマスモードに切り替えないといけないな。運転できないのが痛い。痛いから運転できないんだけど、いやそういう意味じゃなく。
トナカイと空とぶそりが欲しいなあ！
さあ、我が家はこれから、クリスマスシーズン。遅れをとった分、飛ばすわよ！と言いたいところだが、まともに歩くだけで精一杯の首。牛歩のクリスマス。
サンタさん、トナカイを欲しがるほど強欲にはなりませんから、私に丈夫な首をください。
2008年12月16日 08:42
