http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/0806/80618.html
明日、山谷の「きぼうのいえ」が、NHK福祉ネットワーク(午後八時〜)で取り上げられます。
「きぼうのいえ」は、日雇い労働者の街、山谷にあるホスピスです。
家族なきその日ぐらしの人たち……一癖も二癖もある入居者たち……の最期を、家族として看取っていく場所には、生身の生命が悲喜こもごもぶつかり合っています。
人の尊厳、生きるということ、死ぬということ。そんなことについて、私もしみじみ学んだ場所でした。
この番組を撮ったのは、自らきぼうのいえにボランティア志願して、実際に看取りを経験している友人です。今も多分、きぼうのいえのスタッフというか、ボランティアターだと思う。
テレビ局に、まだそんな気骨のある製作者がいるというのが奇跡みたいな話で、NHKならではなのかもしれないです。福祉の枠を超えて、どんな番組に仕上がっているのか楽しみです。
私がお手伝いした本としては、
「きぼうのいえ」の無謀な試み 山本 雅基 著 実業之日本社 版
があります。2006年03月 発行 1,680円(1,600円+税)
明日の予定がある。
それは、生きているということなんだなと改めて思います。
明日、おいしいものを食べよう。明日、晴れるといいな。明日、ちょっとしたお楽しみが。
そんな希望が、誰の元にもありますように。
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