ちょっとピンチは感じていたのだ。
だが、まさかこんな風にやってくるとは。
四十肩‥‥。これが、不便!
テニスやってるときに違和感はあったんだけど、それはずっと前からちょっとずつあった違和感だったし、むしろ動かしたほうが絶対にいいんだと思って、おとといちょっと思い切りサーブなんかもしたりして、テニスなくて何の人生ぞとか思っていたんだけど‥‥ああ、肩より高く腕が上がらないって、テニスより何より、主婦にとって致命的に不便だった。
器が取れない、しまえない。
はたきがかけられない。
洗濯物が干せない。
右が駄目なら左を使う。パンが食べられなければケーキを食べたらいいのだ。
ところが、私にとって左手は飾りのようなもので、もともと自分でうまくコントロールすることすらできない困った長物なので、ほとんど役に立たない。
思うようにならないことに慣れている左手ならうまくできないことに腹も立たないのに、右腕が思うようにならないことに慣れるのまでにはすごくストレスがかかるもんだなあ。
障害児だと覚悟して育てている小僧は何をしたって何ができなくったって腹が立たないのに、なまじできのいいお嬢にはささいにことで腹を立ててしまうのに似ているのかしら。自分の子どもにいらだつってことは、それほどまでに期待値が高いということなのか。
とか、痛みから教育を語ってんじゃねーよと、自分自身に毒づくわ。可動域を超えるたびに、いちいちイテテとか言ってるのが、もう、我慢ならないほどうざい。
ストレッチあるのみ。
と、治療院でいわれて、がんばるよ、かあさんは。ワンツー、ワンツー。
張り切りすぎたかねぇ。久しぶりのテニス。
これと決めると楽しくて仕方なくて、ほかのことが見えない。先が考えられない。子どもかよ!
ああ、このall or nothingな性格を、何とかすべき時がきているのかもしれない。
でも、そんな自分がきっと、好きなんだよなあ。困ったなあ。
2008年05月16日 12:20HOME |
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