2008年05月08日

野良仕事

相方の実家は農家でありながら、ゴールデンウィークには帰郷に及ばずと戦力外通告を受けた役立たずな嫁でしたが、本日は学校の要請で畑仕事に参ります。
サツマイモ畑を整地するらしい。
虫が何よりも苦手な体質かつ腰痛持ちなので、ご迷惑を考えるとやはりここは遠慮すべきなのかもとも思ったのですが、炎天下で汗をかくなんて気持ちのよさそうなこと、こんな機会でもなきゃ、ありえないんだもの!という、好奇心の勝ち。
お花見以降、節酒意識が解けて、ここのところ体重が急増しているカラダを虐めたい気持ちもあって、積極的に立候補してしまいました。野良仕事の後は、昼のビールもまた格別に、うまかろう……だめじゃん!
学校のために、子どものために……という純粋な動機でなくて、ごめんなさい。
本日、東京都、ピーカンでございます。
いよいよ、初夏の日差しだね。一番好きな季節だ。

ずーっと根無し草だった自分は、時々無性に引っ越したくなることがあります。
特に日差しが夏に傾くと、もうタイに行きたい、香港に住みたい、せめて新大久保にでも、みたいな落ち着きのなさです。新大久保に暮らしていた時代は、それはそれはエキサイティングだったからなあ。
危ない。
過去に回帰するようになったら、年寄りの鳥羽口。
私の取り合いの初老の男子たちは、過去をまずめったに語らない。なぜならきっと今が一番楽しくて、明日にワクワクしているからだ。
かくありたい。
となると、もうこれは、大地をほめぇよ〜讃えよ〜土を〜(合唱曲・大地讃歌より)。……ああ、また中学時代への回帰が!
いやもう、土いじりが一番正しいと、直感しています。
ちょっと逃げ腰になっている自分に喝をいれ、癒してやるには、土です。
今までだって、ストレス感じるたびに鉢植え買ってきては愛でてきたんです。(そして、枯らして、鉢ばかりが建蔽率の空間に積まれていく)。気づいたら、玄関周りが花盛りだよ。
「演芸が好きです」と言った自己紹介を、「園芸」と取り違えてたママ友達がいたぐらいさ。
でも、土いじりしてると、確かに和むんです。
鉢植えレベルでは物足りなくなっていたところに、野良仕事の要請。この地に根ざしている子ども達から、この地を耕すことから、共に耕す仲間から、学べ。と。これは天が私に与えてくれたチャンスなのだと、勝手に感動する始末であります。

おっと、用意していかなくちゃ。
では、続きはまた、Webで。

2008年05月08日 08:51