夏ばてなのか、昨日昼間、電池が切れるようにバタっと眠ってしまった。
一時間したら起こしてね。一緒にプールに行こう。
と言ったまま、三時間。どんなに起こしても起きなかったらしく、福助ぶんむくれ。
夕立も襲い、プールは無理だとあきらめかけたものの、晴れて蝉が鳴き出せば治まりがつかない。
「もう晴れたよプールに行けるよ行こうよ行こうよ」
……なんだろう、今日はもう立ち上がれない、布団に根っこが生えた、別の日はどうかなあ。
「やだ、やだ、プール行くって言ったよ」
突然の予定の変更は、まだあまり得意ではない福助である。
仕方ない、行くか。体が自分の物じゃないぐらい重いが、この夏突然増加した体重のせいかもしれないし。だったらプール調教は大事だわ。
すると、P子が機転をきかせて、自分のプールカードを見せる。
「熱のある人はプールにはいれません」と書かれていて、それを説明し、おかあさんもこれだけだるいということはきっと熱があるからプールには入れないと思う、元気になったら別の日に行こうよと説得してくれた。
それで納得。予定の変更には、明確な理由付けが必要なんだなあ、なんでそれをP子が知っているのか、えらいなあなどと想いながら、またずくずく眠ってしまった。P子と福助は近くのスーパーでゴハンを買ってきて食べ、それぞれシャワーを浴びて、なんだか勝手にいろいろやってくれる。すごいなあ、大きくなったなあ。
子ども部屋のベッドに横たわっていると、二人が何をして遊んでいるのかよくわかる。
福助は時々「いい子いい子」しにベッドをのぞく。P子は足をマッサージしてくれる。
そんなわけで2時過ぎから、途中何度か起きて、ワンセグいじってみたり、パソコンいじってみたり、トイレ行ってみたり、明日のゴハンの仕込みしたりしたけど、結局ほとんどウトウトして、夢も見ずに寝た。何時間寝たの? もちろん、今日は元気。
P子が39度の熱で痙攣をおこしたとき、私も発熱していたが車を運転して病院に連れて行った。腰の辺りがぞくぞくして怖かったのを覚えている。福助の夜泣きがひどくて一晩中オンブして歩いたこともあった。蝉の羽化を見たから、あれは夏だ。
あれもこれも、数えたらきりがないほど大変だった「赤ちゃん」時代。幼児は親の睡眠をことごとく邪魔してくれるけれども、そんな時代を過ぎればちゃーんと貸した分は倍になって返ってくるんだなあと思う。育児書にそういうことを朱書きしたらいいと思うよ。
赤ちゃんを守って眠る幸せも幸せな眠り、いたわられて眠る眠りもまた。
今日はお友達のお子を預かる日。福助はくもんとサッカー。P子は学校の水泳教室。
夏もそろそろ終わりだなあ。
はじめまして。ときどき拝見しております。
現在2歳と6ヶ月の娘っこ二人の育児に奮闘中のまだまだ新米母ですが、私も長女が痙攣したときはほんとに生きた心地しませんでした。肺炎で入院したときは、なんでほっといたの呼ばわりされ、風邪を引くたび肺炎にならないかどきどきしながら、今日に至ります。6ヶ月のチビはまだ病気とは無縁ですが、これからですね。まだまだ眠れない日々です。
でも今日のブログ見て、希望の光が見えてきました。
いつか私も貸した分倍になって返ってきた!って実感できる日が来ることを信じて、見守りながら眠る幸せを感じつつ頑張りたいと思います。
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