34.DSを使う
我が家では、ゲームは15分が一単位です。
そして、お手伝いひとつにつき、一単位。例えばリビングの片づけとテーブル拭きなら一単位、それがトイレ掃除だったりすると二単位。それ以上は増やしません。視力が定まる思春期以降には、ポイントを貯めて翌月に繰り越せるドコモ方式を導入する予定ですが、今はまだ目に対する影響を考えて携帯ゲーム機は一日30分にしています。
そもそものきっかけは「どうぶつの森」なのですが、たぬきのオヤジのお手伝いをするためにそこに行けるのに、実生活で母親のお手伝いができないとは何事かと。それで、お手伝いがDS貸し出しの必須条件になったのです。
DS本体は与えません。必要な物なら買いますが、娯楽とか嗜好品は、基本、自分で働いて買いなさい。と言っています。でも無理して買ったとしても一日30分しかやらせませんと母が強権を発令している以上、ちまちまお手伝いして借りていた方がお得なんだとコドモには思わせておきます。
強権なんてやつらが大人になれば使えなくなる期間限定なんですから、ごはん食べさせてるうちはそこをエサにどんどこ発令したらいいんです。社会はたいてい不条理です。
でもって、このお手伝いが猫の手より便利。
特に娘の洗濯物たたみなどは私よりうまいし、「何か仕事ない?」と常に営業をかけてくる姿勢も育まれて、大変に好ましいです。やり方を徹底的に教えたので、息子は5歳でトイレ掃除を(多少やり直すべき点はあるにしても)こなします。なぁに、お寺の小僧さんは5歳なら十分修行に耐えたはずですから。かかか。
ちなみに、あんまりテレビを見ない鈴木さんちでは、無条件でPSを30分間、許可しています。子ども達は自分で時計を見て30分測ります。DSもたいてい30分やるので、この30分という単位のがカラダに刻まれています。例えばこれは、どこどこまでの所要時間の説明なんていうときに、見通しがきいて、またまた大変便利です。時間管理まででき、さらにおかあさんは楽ができる。まさにゲーム機万歳!!ですね。
2006年02月24日 07:25