2006年02月23日

早寝早起き朝ご飯

いいと思ったことは何でもやってみる。
聖徳大学で保育者を育成されている鈴木みゆき先生は、子どもの睡眠研究の第一人者である。
で、PTAの役員というのは、例えば東京都私立幼稚園連合会主催の講演会などにかり出されていき、今回のように鈴木先生のお話を拝聴したりするわけなのだが、これがたいそうお役に立つ、いい話なの。
「早寝早起き朝ご飯」これは文科省も四月からキャンペーンを始める。
あら、先取りね。
「最近の子どもの学力低下、情緒不安定、異常な性的早熟、肥満は、実は夜更かし睡眠不足のせいだった」と検証されるデータが、次々論文として発表されている現状をまず教えられて愕然とする。
(http://www.hayaoki.jpに詳しく) 。
人は昼間活動する生き物だ。
睡眠に問題を抱えればおかしくなるのは、自分自身で経験済みなのに、私はなんで子どもの夜更かしに寛大だったんだろう。……はい、親の都合です。すみません。
特に幼児期の十分な睡眠が大切なのだそうだ。
 深夜には脳と体を発達させる成長ホルモンと、体内の老化を抑える(抗酸化作用の)ホルモン、メラトニンがでる。これが熟睡状態でたっぷり出てこそ、よい子に育つ。
うちの小僧は小さな頃、睡眠障害を抱えており、それがまた、奇行を呼んでいたのかも知れないが、幼稚園に行くことが楽しみになり、とんでもない運動量になってからというもの、夜中に起きることが減った。そして同時に、奇行も減ってきている。
必ずしも睡眠の効果と実証はできないが、全くその要素がないとも言い切れないではないか。
そんなに元手がかかるものでもないので、とりあえず、何か問題傾向にある子どもは特に、早寝早起き朝ご飯を、共にやってみませんか。とお誘いしておく。
「じゃ、時間なので今夜はこの辺で」と、ベッドに向かう子はいないのだといわれて、はっとする。
最近では入眠儀式は九時のクジヤだけで、後は勝手に寝なさい。と言って私は別のことをし、子ども達がベッドで灯りをつけてごそごそしているのは見てみないふりをしていたわ。
いけない。それでは、いけない。
入眠儀式を編み出し、添い寝で最低九時半までにがっちり寝かしつけ、朝はカーテン全開で、グッドモーニングだ。お日さまを浴びて、リズムを作る。
というわけで、久しぶりに子守歌を歌い、一緒に爆睡状態に入って、元気はつらつだったのが昨日。
ところが、昨日は一日中訳ありで動き回っており、夜は相方からもらった休日で、大人の時間をたっぷり満喫し、帰宅は終電だった。
それでも子ども達は七時にはきっちり起こさないとね。
朝ご飯を食べさせて、あら。気がついたら、今朝はすでに支度も終えて遊んでいる。ゆとりある朝の光景は大変に美しいが、正直、今朝の私には、実は、ものすごーく、つらいのね。だって、完璧に二日酔いなんですもん。
今日はこの後、懸案のムシキングをテーマにしたクラスのお話し合いもあるというのに。
ああ何で私は飲み始めると歯止めがきかないかなあ。……楽しすぎたんだな。全力で楽しむにも程があると、そろそろ節制できないと、マズイ。メラトニンは、子どもだけに限らず、老化予防のためにも、真夜中に脳内で出しておく必要があるのだ。(大人の量はちょぼちょぼらしいけど) 。
今夜こそは早寝しよう。そしてリズムをつけて、お酒のない健全な生活を送るんだ。(アル中か?)
早寝早寝早寝。もうそれだけを楽しみに、今日一日を乗り切ろう。

2006年02月23日 08:08
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