先週最もショックだったのは、意を決して株を始めようと思い、さんざん検討して申し込んだところ、ホリエモンがアレで゛、しかし翌日、何でもなかったようにライブドア証券から書類が届いたことだった。なんだか、泣きたくなった。
どうもとことんついていないというか、ついていすぎというか、株はやめろと神様が言っているに違いないとしみじみ思う。
何度か笑い話としてご披露しているが、アジア放浪の折りにはどこにいてもヤオハンがあって、その品揃えといい、邦人の依存度といい、すばらしかったので、帰国後ヤオハン株を買おうと定期を解約したその翌日に、ヤオハンが粉飾決済で飛んだ。
そんなわけで、株には手出ししないといっていたのだが、義理兄が株主優待券などを持っているのを見るとやはり魅力的にも見えて、自分の沿線の鉄道株なら堅いなどと初心者向きの本に感化され、またやってみたいと決心。よし、京王と西武だ。と決めたところ、生まれ育ったふるさと所沢の動脈、西武鉄道が粉飾決済で。
いずれもぶち込む前で、ヘタレ気質が幸いしただの、ご縁がないんだよなあと笑い話ですませていたのだが、どうあがいても自分の使える金額がすくなすぎる今、デイトレードなんかはアリなんじゃないだろうか、とりあえずお小遣い稼ぎ程度に……とバーチャルでちょっとお勉強してみたりしていた。おおこれなら行けるかも、なんて思っての決心が、ライブドア証券での取引き計画だった。その母体が、これまた粉飾決済。
祖父の遺言で、私はギャンブルをやらないのだ。
子どもの頃、祖父はお正月になると、お座敷遊びを模したちょっとした賭け事で孫を遊ばせてくれた。
毎年、その瞬間だけ人を殺す目をしていたらしく、「ゆうこは絶対に賭け事に手を出すな」と、きつく申し渡されたので、私は麻雀も花札も不調法なまま、大人になってしまった。馬券も一回だけ、宝くじすら買わない。
でも株は立派な経済行為だし、ギャンブルとは違うんだから……。と、興味を持ったんだけどね。
じじい、天国からどうも操作してるんじゃないか。野村證券だってよかったわけなのに、思えばなんでライブドア証券にしたんだろうと不思議。タイミングよすぎ。
コツコツ働け。
と言うメッセージなんだろう。
ところでいつのまにか、相方が死んだらごっつい大金が入ってくる生命保険の保証期間が終了していた。
まあ家もあるんだし、元気が何より。いくら投じたかは計算しないことにしたが、なんかこれも大きく賭けに負けた気がしてならない。……もちろん、勝っても困ったと思うんだけど。これは受け取れる額が最初から粉飾決済だった気がするわ。人は簡単には死なない。
新学期になったら、役員も委員会も一段落する。
心身の疲れが一気に出て、今日は半日寝て過ごしてしまった。人間観察は面白かったし、それなりに収穫もたくさんあったけど、目が覚めた瞬間、ああ男社会で仕事している方がずーっと楽だなあと思った。体と頭がそれなりにまともに現役でいられるのはあと20年ぐらいしかないだろう。
春からは、季節労働者として、ばりばり働こうと決心する。
さあ、そんな気持ちを無駄にしないように、貯金全部はたいて海外旅行してこようーっと。え? そんな結論?
……指摘があるまで粉飾決算ではなく粉飾決済と信じて疑っていなかったわ。
つまりはその程度の経済知識で手を出すと火傷するぞということかもしれない、ははは。
日参するだけだったのですが、最近感心を持っている話題だったので、少し書き込ませていただきます。
「株・証券」というと、「経済行為」直結という様相ではありますが、本質的には「詐欺」と双子の兄弟という関係のようです。
「詐欺」というと穏やかではありませんが、「金融・経済」も、システムだけを相手にして、その約束事そのものをビジネスにするという点では、「詐欺」と全く同じということになります。
18世紀にジョン・ローという詐欺師が「どこかに土地を持ったというウソをつき、それを担保にして、短期間で集中的に株式を発行しろ。お金は紙幣にする」という方法考え出して、これがフランスで受けたそうです。受けた、とはいっても崩壊するのですが。
仮に最初の株価が1000円だったとして、そのうち「あの土地から金がとれたらしい」などの風聞により、株価は急上昇して、まあ10万円ぐらいになったとします。それを売れば10万円ですが、もともと担保にする土地などあるわけないので、あとはどんどん火の車。株券は、お金と交換してはじめて価値があるので、交換できなければただの紙屑。そして肝心の担保もないわけですから、これで18世紀フランスのバブルがはじけた。現在の状況と重ね合わせても、示唆を受ける話だと思いました。
随分長々と書いてきましたが、だから「株というのは詐欺だ」とか「危ない商売だ」などと言いたいのでは決してないのです。ただ、株式というものがはじめから「クリーン」なものである、という風潮に対し、必ずしもそうではないんじゃないでしょうか、また、そういう見方があってもいいんじゃないだろうか、と思い、書き込ませていただきました。
誤解を招くような表現があったかもしれませんし、株式に関わっている方の気分を損ねたとしたら、深くお詫びします。長文失礼しました。
Posted by: シロクマ : 2006年01月22日 20:42書き込ませていただいたのですが、サーバーのエラーという表示が出て、コメント(0)とはなっているのですが、クリックすると読むことができるので、もう一度、試しに投稿してみます。
Posted by: シロクマ : 2006年01月22日 20:47えー、皆さん、突っ込む準備の皆さん、
お先に失礼致します。
×粉飾決済
○粉飾決算
・・・・やっぱり、株とか先物取引とか、デイ・トレーダーとか、そんなのは金輪際止めときなはれ。
お爺さんが必死に貴女を守っておられますよ。
(と、えはら風に言ってみる)
思えば一昨年の近鉄バッファローズ買収で名前が出てきたとき、はて? ライブドアってISPじゃなかったっけ? とHPを見てみたら、ポータル・サイトじゃないですか。
営業内容を見てみると、ソフト開発やインターネット関連のコンサルティング等全般と書いてあったが、実はビジネス・ソフトの業界で、ライブドアなんて名前は聞いたことがなかった。ビジネス・ソフト業界は、ベンダー系・大企業系・独立系の三種類あるが、独立系最大手はCSKだ(SEGAの親会社だ)。
ネットで見ていると本業はサラ金だという。なんだ、金融屋か。やってることは企業買収による拡張とマネー・ゲームだな、こんな内容や実態の無い企業の株を買う奴の気が知れん、と思っていた。
フジTV関連のラジオ放送会社買収時、「オペレーションは現行スタッフに任せて」などと言っておる。コイツ、実業の経営をやったこと無いぞ、銀行から来た管財人じゃあるまいし、と感じた。
ゆう子さん、株はゼロ和ゲームです。
勝者と敗者の合計が必ずゼロになるゲームです。
だから、やめときなはれ。
あなたの本性は他の人を大喜びさせるところにあります。よって自分だけの利を求めるゲームは避けた方が得策。
(おお、ほそきのおばはんみたいにエラソー)
掛け捨ての定期の生命保険は安全保障であって貯蓄や財産形成ではありません。自動車の任意保険と考え方は同じなので、契約期間満了時に「何も無かったね」で終るのがベストなのです。
教祖の酒絡みのエピソードを読んできた読者としては、ムダではなかったと思います。定期生命保険は保険料も安いし。
40代で、お子さんも小さい場合は、同じ掛け捨ての定期生命保険が良いかもしれません。あくまで安全保障として、ですよ。
財産形成を考えるならば、貯蓄で100万〜1000万単位の資金を貯めることを、まず考えましょう。
50〜60代になって子供の自立可能性が見えてきたら、癌保険+医療保険をオススメします。1泊2日や日帰りから保障、上皮内新生物から保障、というプランを出来るだけオススメします。もう日本の社会保障制度は破綻しているので、医療費に対する備えは欠かせません。来ないと思っていても来るんですよ、65歳過ぎたら誰でも。
子孫に遺産として遺したいならば、生命保険金は法定相続人一人当たり500万円まで別枠で非課税になるので、そのプランで旦那を契約者&被保険者、子孫を受取人に指定しましょう。
よく「葬式代じゃ」とか言って保険や定期預金してる老人もいますが、保険金が入る前に葬式代は払わなくてはいけませんし、財産分与が済むまで全ての預金は凍結されてしまいます(あえて引き出すには法定相続人すべての承諾が文書で必要)。
エラソーに書いてますが、我がご先祖様たちも惨憺たるもので・・・いやはや。
テレビで最近よくインタビューを受けている、デイトレードをして日々の生活している人達を見ていると、
一日中パソコンに噛り付いて取引に熱中している、その姿は色んな意味で怖いなぁ、と思ってしまいます。
・・・やはり素人が手を出すものではないのでは、と。素人主婦意見でした。
(小さい子供に、社会勉強だと言って、株取引をさせる親もなんだかなぁ)
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