2006年01月08日

寒くて寒くて

41年生きてきて、久々にびっくりしたこと。
北海道では、氷点下だろうと学校に行くという。
氷点下でも、だよぉ〜。
水も凍ってしまう外気に、学校どころじゃないだろうと思うが、なんと氷点下27度でも行く、という。
氷点下27度って想像もつかない。バナナで釘が打てるんじゃないだろうか。
吐く息がダイヤモンドダストだ。魔女の呪いでバラの花びらや宝石を吐き出すお姫様の話があった気がするが、北海道の小学生はそういうのを「実際に」経験して大人になるのか。ハリーポッターみたいだ。
氷点下29度で休校だそうで、そんな気温ではアザラシだって冷凍になるだろう。
そもそも、人智でそんな寒さをしのげるものなのか?
ひょっとして北海道人は、私たちには見えないゴアテックス製か何かの体毛を持っていて、氷点下になるとミョンと生えたりしているんだろうか。
昨日、なんであんなに寒かったのかしみじみ考えてみて、それはもう心の愛人・のん様に会うのだからとむだ毛を全部そり落としたせいかとも推測してみたもんでね…多分、ちがうが。
雪国出身の人は、それだけでもう、「人としての強さ」が違うのかも。と思った。私がカナブンだとしたら北国モノはタテヅノオオカブトとでもいおうか……ってムシキングで例えるなって。
今年は豪雪当たり年。あら、演歌のタイトルのようだわ「豪雪あたりどし」。
雪国の皆様、雪かき、誠にお疲れ様です。
雪かき一つしたことのないヘタレな私は、演歌で悲恋を抱え北国に向かう女の歌詞を聴くたびに違和感があったのだが、そうか私自身が異常に寒がりだったからなんだなと合点する。
今も5枚着込んでいるが、リビング以外は寒くていやだ。
5枚の下には着ぐるみのような体があるのに、それでこんなに寒いんだから、痩せている人はいったいどうなのよ。
ああ、逃げるなら南の国がいいな。暑いのはかなりの暑さでも平気だから、悲恋を抱えたら南に行くことにしよう。
できれば悲恋を抱えずに南に行けたらもっといい。っていうか、悲恋と南国、似合わないし。
ああ、本当に寒いのはつらい。せめて悲恋を抱えていないだけよしとしよう。

2006年01月08日 16:37
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