万華鏡

M1

M1大好きです。
で、うっかりつけたケーブルでM1敗者復活戦をやっており、一日中M1三昧になってしまった。確か、去年もこのパターン。こだわりの福助君同様、私も「これ」と決めたら目が離せなくなるのだ。見たいテレビは、何をどうしてでも見たいのね。
自閉症は明らかな病気でも、人はみんな自閉症的なるモノを抱えているのだなあと思う。
それは感受性や芸術性と呼ばれたり、強烈な個性なんて、ちょっとかっこいいコトバで飾られているけど、私からみるとすべて愛すべき自閉症的なるモノだ。やめられないとまらないーーそれは心の弱さであり、同時に、強さである。
しかし、心は脳の指令なしに存在し得ず、つまりは脳がどんな働き方をするかで人のキャラは決まってくるのだ……。
なぁんて、適当なコトバでお茶を濁す。
ただ、見たかったんだもーん。では、「予定していたキッチンの大掃除どうするんだあ、くぉら」と責める良心が納得しない気がして、言い訳してみた。
何をどう言いつくろっても、見ちゃった時間は戻ってこないんだけどさ。

それにしても、笑うっていいなあと思う。
家族がみんなで笑いあっていれば、きっと健康増進。安上がりな健康法で、多分、貧乏神だって近づいてこられないだろう。
敗者復活戦も本線も、無心で大爆笑しながら、どこかで「あ、これ使える」なんて心の片隅に小さくメモしたりして、でもそのメモは片っ端からなくなっていってしまったりして、何だかなあ。
そんなわけで、精度の高いパクリネタはできないけれども、それでもできるだけご家庭は明るい笑いに満ちているよう、心がける。主婦たるもの、食卓を楽しく飾るギャグのひとつも持っていないとね。
そう、このM1は、そういう意味でも笑いの呼吸を学ぶ、大事なテキストである。
今日の料理とか、育児のノウハウとか、収納の話や健康のための講座以上に、主婦にとって、「お笑い」は、大事な番組かもしれない。私の場合は特に家事全般の平均値が異常に低いので、この一点で点数をかせがないと赤点確実になる。ああ、今日は一日、実にいい修行をした。

と、言い訳してないで、明日こそ、台所を。