2005年12月25日

鈴木さんちのクリスマス

今朝目覚めると、私の枕元にプレゼントが。
「よい子でな、HOHOHO」と、P子の文字だ。
昨日、教会で頂いた子供用プレゼントの中から、お裾分けで、かわいい指輪がはいっていた。

「P子ぉ、お父さんはハイチュー食べないよぉ」
それが、貫徹しているお父さんの仕事部屋のドアノブにかかっていたプレゼントらしい。HOHOHO.

昨日の夜、教会で大はしゃぎした子ども達。教会で頂いたけんちん汁と白飯、うまいうまいと大量食し、その後、同じ年頃の子ども達と遊んで、もう楽しさ全開ではじけまくり。キャンドルともして賛美歌歌っただけで、この興奮は一体? 何か特殊な宗教にかぶれたか? ←こらこら。
教会から頂いた子供用のプレゼントは、ものすごーく子ども心をわしづかみにするものだったらしく、二人とも後部座席できゃーきゃー言いっぱなし。P子に至っては、サンタクロースに関する質問攻めが始まり、一時間、うるさい荷物を積載して運転。これが往路のように渋滞だったら、途中で私がおかしくなっていただろう。
帰宅後、一緒にお風呂に入りながらまだ興奮気味なP子が言う。もう11時まわっていて、サンタは日本上空にいるはずなのだ。
「ねえねえおかあさん、ココだけの話だけど」
「何?」
「あのさー、私はいい子だと思うんだけど、この私をいい子に育ててくれたのはお母さんでしょ、そのお母さんにプレゼントが何もないというのはどうかなーと思うワケよね」
「うん、まあいいんじゃん、大人だし」
「いや、だからさ、ここはひとつ、P子がサンタになってプレゼントをあげるよ。いい子のおかあさんにえらいねって」
「うわー、ホント? うれしいなあ」
「……ってなことを、こう話していたら、そういうのはサンタさん、ちゃんと聴いてるよね」
「うんうん、多分ね」
「……ってことは、私のいい子レベルはポイントアップだよね」
「お前……まさか、それ、ねらいで?」
「いやー、そんなことはなくて、ただP子もサンタになってみたいなあ、プレゼントをあげたいなあってあはは、あははははは」
ーー図星だったのね。なんという、姑息な娘よ。
しかしそのあと、私たちへのプレゼントにメッセージをつけて、私の知らない間にプレゼントを仕込み、窓の鍵をあけ、セコムを解除し、それから大急ぎでベッドに潜り込んでいたわけだから、かわいいといえばかわいいのかも。

今朝。
P子には「おいでよ、どうぶつのもり」……ええーっこれだけは絶対に来ないと思ってたなあ、びっくりー。じゃあ、お引っ越しよーっと。と、そこそこのよろこび。
福助は2冊のムシキングカードに絶叫。しばらくどこにでも抱えて行くのだろう。しかし、意味、わかっていないらしく、たどたどしく虫の名前を読んでご満悦。

昼過ぎ、間違ってネットで落札してしまった100枚のムシキングカードが届く。
そんな鈴木家のクリスマスでした。HOHOHO.


2005年12月25日 12:23
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