2005年12月01日

イベント終わって日が暮れて

今学期最大のイベント、盛況のうちに終了。 満員御礼。
咳止め薬の副作用で眠くて眠くて。今からちょっと、仮眠して、それからゴハンを作ろう。

<仮眠後>
あー楽しかった。
役員っていうのは文化祭実行委員に似ているのだな。それはね、燃えるよね。
親子観劇会を企画して、招へいして。ただ劇団任せにするのではなく、こちらからの希望もちりばめてみたりして。さすがプロのエンターティナーたちは勘所よく、感じよく。役員一同でペンシルバルーンを200個ほど仕込み、その半分で未就園児お土産用の犬を作って、開演を待つ。
今期役員は全員、バルーンで花と犬だけが作れる。たった二つでも、これは武器だ。子どもを喜ばす最強の武器なのだ。
2回公演、最初は来年入園組の午前の部。
午後からの在園児用の一時間のショーの前に、飾り付けが寂しいからと役員であっという間にお花を20個ほど作り、ステージ脇に貼った。瞬時にとっても可愛い飾りのできあがり。この作業にわずか15分だ。誰が何をすべきか、もう何も言わなくてもわかっているチームワークが頼もしい。
そして始まった歌とマジックとピエロのパフォーマンスに、園児達の反応、スコブルよく。さらにママ達、ほぼ全員参加でホールぎっしり。前説で拍手合戦をやれば、子どもに対抗してムキになり、より大きな拍手をしてみせるあたりが実に我が園のママ達であって、本番、全員でパンダウサギコアラを振り付き合唱した日には、24時間テレビでサライを聴くよりもずっと感動的だった。
魔法の学校に通っていることになっているマジック自慢の三上先生がアシスタントをつとめるマジックショーには、子どもたちいよいよ大興奮。いやあ、人材豊富な園だよなあ。
ピエロの指導でママ達のおっかなびっくりバルーン初体験も愉快だった。子ども達もお母さんの作った犬をお土産にして嬉しそうに帰って行き、多分今期役員の一番大きなイベントが、こうして終わった。

「お疲れ様!」
と役員同士で声を掛け合いながら、撤収作業。ああイベントが一つ終わるたびに私はこのチームがどんどん好きになっていくなあと思う。一年で関係が終わってしまうのが、すでに惜しくて仕方ない。

終了後、福助をサッカーに連れていってくれたサッカーママ達の待つ公園に走る。役員の仕事が楽しくできるのも、こうやって別のところでワークシェアしてくれる友達がいてこそだ。
「福ちゃん、4点入れたわよ」
と自分の息子の手柄のように報告してくれるサッカーママたちと、ホットレモンで乾杯だ。毎回イベントが終わるたびに、私はここでこの仲間達と、儀式のように乾杯してきた。毎回、労をねぎらってくれて、福助を見守ってくれて。それもあと数回か……。

朝からアクセル全開で、それこそ本当に園内をいったりきたり走り回っていたからくたくたに疲れていたけれど、私は確実に何か大きな宝物を手に入れているんだなと思う。
環境が変われば自ずと変わってしまうのがママ友達の宿命だ。それは今までも何度か経験してきた。けれど、例えば産院仲間は今も忘れないし、初めてできたママ友だちは今でも大好きだ。初めて作ったサークルの仲間達も全員覚えている。そんな風に、私は今ある園のママ友達を大事に大事に思う。
とても、大切に想う。
そういう機会を与えてくれる福助に、P子に、感謝する。

イベント特有の脳内快感汁がこういうクサイ台詞も平然と書かせてしまうのね。さあ、ビール飲んで寝ようーっと。(21時36分記す)

2005年12月01日 17:37
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